グラント・ガスティンが映画版でフラッシュを演じない理由

2023年全米公開予定の映画『The Flash(原題)』にて超高速で移動できるスーパーヒーロー、フラッシュを演じるエズラ・ミラー。米CWで放送中のドラマ版で同役を演じるグラント・ガスティンの人気が高いため、一部ファンからエズラに対して否定的な声が挙がっていたことはすでにお伝えしたが、そもそもなぜフラッシュとしてグラントが起用されなかったのかについて関係者が語っている。米Daily Newsが伝えた。

グラント・ガスティンが映画版でキャスティングされなかった理由

エズラが演じるバリー・アレン/フラッシュは、映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で初めてスクリーンに登場するが、同作で監督を務めたザック・スナイダーによれば、キャスティングを考えた際、グラントにフラッシュを演じてもらう考えは全くなかったという。

「グラント版のフラッシュが映画の世界に登場することはいいとは思えなかった。僕は、この映画の世界観をとても厳しい目で見て作っているから、その世界に彼は合わないように感じたんだ」と、スナイダーはグラントを起用しなかった理由を説明。

DCコミックのスーパーヒーロー映画は、今後5年間で10本ほど製作される予定だが、概してTVシリーズ版よりもダークでいろいろと考えさせる世界観になるようだ。そう考えると、グラント版のフラッシュは笑顔が多すぎてしまうのだろう。

スナイダーは、「グラント・ガスティンのことは大好きだよ。とても素敵な人だ」と続けており、今回起用しなかったのは、あくまで役のイメージが合わなかったからだと述べている。(海外ドラマNAVI)

Photo:グラント・ガスティン(『THE FLASH/フラッシュ』)
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