スティーヴン・キングの原作「ダーク・タワー」を映画化した『The Dark Tower(原題)』。8月4日(金)から全米で公開中の映画版に加え、ドラマシリーズが製作されることは当サイトでもお伝えしたが、『ウォーキング・デッド』の元スタッフがショーランナーを務めることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
ドラマ版『The Dark Tower』のショーランナーに任命されたのは、『ウォーキング・デッド』シーズン1~3で製作総指揮・脚本を担ったグレン・マザラ。
映画版は、西部開拓時代を思わせる荒廃した地で、最後の拳銃使いであるローランドが旅の途中で出会った少年とともに、黒衣の男を追い続ける...というストーリーで、第7部からなる原作の集大成的な内容となっていた。だが、ドラマシリーズの舞台は映画版の時代設定よりも前になり、ローランドの過去が明かされる第4部「魔道師と水晶球」と、第1部「ガンスリンガー」に登場するフラッシュバックのシーンが物語の軸となるとのこと。
映画版でローランドを演じたイドリス・エルバ(『刑事ジョン・ルーサー』)とローランドの父親を演じたデニス・ヘイスバート(『24 TWENTY FOUR』)がドラマ版にも登場すると言われており、映画版の脚本を手掛けたアキヴァ・ゴールズマン(『FRINGE/フリンジ』)が、TVシリーズでプロデューサーと製作総指揮を兼任する。
10~13話構成となるTVシリーズのキャスティングをはじめとする詳細が分かり次第、随時お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:スティーヴン・キング(C)Kazumi Nakamoto/www.HollywoodNewsWire.net