『グレイテスト・ショーマン』報道陣も涙!ヒュー・ジャックマン&キアラ・セトル来日記者会見

映画史上最高にロマンティックな一途な愛と、ドラマティックな人生を描いた『グレイテスト・ショーマン』。いよいよ明日、2月16日(金)より公開となる本作に出演するヒュー・ジャックマンとキアラ・セトルがプロモーションのため来日。14日(水)に都内で記者会見が行われた。

総勢200人の報道陣が駆け付けた会場に現れたヒューは、「ハッピー・バレンタイン!」の一言から挨拶をスタート。「(欧米とは違って)男性が女性からチョコレートをもらう国に来られて嬉しいよ。今夜、妻の待つニューヨークに経つけど、着いたら向こうはまた14日だから僕からプレゼントをしなくちゃね」と愛妻家らしいコメントが飛び出した。「日本に来ることが出来て光栄に思っています。本作は時間を超えて普遍的なテーマを描き、人生を祝福する作品です。私たちが誰なのかということを考えさせてくれる映画です。この作品に参加することができて非常に嬉しく思っています」と初来日のキアラも続けた。

報道陣からの質疑応答が開始され、本作のアメリカでの成功の理由を聞かれると「第一にミュージカル映画は音楽が重要だよね。観客の皆さんは音楽に恋をする。ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールは『ラ・ラ・ランド』より前から本作に関わり、その後アカデミー賞やトニー賞を受賞した才能あふれるコンビだ。彼らの楽曲は、メロディーが美しく、歌詞も心に響く。何度も映画を見て、CDも買ってくれるのは本作を観た時、家族を信じ、夢を見る、そして人生を肯定する、そんな未来が明るく見えてくる作品だからだよね。日本の皆さんもきっと本作のことを大好きになってくれると思っているよ」と、素晴らしい楽曲があってこその成功だと力強くコメントした。

前日のスペシャルイベントでも素晴らしい歌声を披露していたキアラは「This Is Me」について「はじめてこの曲を歌ったのはキャスティングのワークショップでした。怖くて逃げ出したかったのですが、ヒューには「君が歌うべきだ」と言われました。この曲を歌う中で理解したのは、音楽というものはどんな言語も超えて、ストーリーでは語り切れないものを伝えることが出来るということです」と、当時を振り返る。この曲が彼女に及ぼした影響について語り出したキアラは涙を流しながら「この歌のテーマについて私は今でも毎日もがき苦しみ、そして同時に感謝もしています。自分が正しいと思うこと、正しくないと思うことに対して戦う力を与えてくれ、一歩ずつ前進させる力をもらえる。自分はそれほど孤独ではないと思わせてくれる。倒れても起き上ればいいのです。私自身に希望を与えてくれた。国籍など関係なく、皆さんの元へ届いていることを嬉しく思います」と続け、会場からは大きな拍手が贈られ大盛況の中、記者会見は幕を閉じた。

『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)全国ロードショー。(海外ドラマNAVI)

Photo:『グレイテスト・ショーマン』記者会見より
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