大人気ドラマ『ブレイキング・バッド』のスピンオフとなる『ベター・コール・ソウル』シーズン4で、「本家とのさらなる大きなクロスオーバーが待っている」と、クリエイターが語っている。英Digital Spyが報じた。
『ベター・コール・ソウル』は、『ブレイキング・バッド』に登場した弁護士ソウル・グッドマン(ボブ・オデンカーク)を主役に据え、本名ジミー・マッギルを名乗っていた彼が悪徳弁護士へ変貌を遂げるまでが描かれるシリーズ。
両シリーズでクリエイターを務めるヴィンス・ギリガンが新シーズンについて、「シーズン4は最高だ。さらにストーリーがダークで深くなっていくが、ユーモアも残されているし、『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』のベン図(複数の関係や集合範囲を図式化したもの)で、両シリーズが交わる部分がどんどん大きくなっていくんだ」と明かした。
そして、オリジナルの重要なキャラクターがスピンオフのシーズン4に初登場するとのことで、「かなり重要な人物だよ。このキャラクターをファンが見たことがあるかどうか確約はできないが、オリジナル時代に不可欠な人物だったことは間違いない。ファンは今年、そのキャラクターを目にすることになる」と意味深な発言をしている。
今までにもスピンオフには、『ブレイキング・バッド』にも姿を見せたドラッグディーラーのクレイジーエイト(マックス・アルシニエガ)や密売人のトゥコ・サラマンカ(レイモンド・クルツ)が登場。シーズン4では、同じくオリジナルのキャラクターだったマイク・エルマントラウト(ジョナサン・バンクス)と麻薬王ガス・フリング(ジャンカルロ・エスポジート)の登場シーンが増え、ジミーがソウルへ変貌を遂げる過程に肉迫するようだ。
『ベター・コール・ソウル』シーズン4は、米AMCにて8月6日(月)より放送スタート。日本ではNetflixでシーズン1から3まで配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ベター・コール・ソウル』シーズン3
(C) Credit: Robert Trachtenberg/AMC/Sony Pic