『SUPERGIRL/スーパーガール』『レジェンド・オブ・トゥモロー』などDCコミックスの人気ヒーローを主役に据えたTVシリーズを製作する米CWが『Batwoman(原題)』のドラマ化を進めていることは当サイトでもお伝えしていた通り。この度、『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のステラ役で知られるルビー・ローズが主人公のバットウーマンを演じることが明らかになった。米Varietyが報じた。
同性愛者として描かれることになるケイト・ケインことバットウーマンは、毎年CWで放送される"アローバース"と呼ばれるクロスオーバー・エピソードに初登場する予定。シリーズ化が決定すれば、2019年~2020年の放送になるといわれている。
本作で脚本&製作総指揮を務めるのは、人気ドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』の全シーズンでペンを取ったキャロライン・ドライス。今までに彼女は、CW製作による『メルローズ・プレイス』のリブート版と『ヤング・スーパーマン』の脚本を手掛けたこともあり、古巣に戻って同局と再タッグを組むことになる。アローバースのシリーズで指揮を執るグレッグ・バーランティとサラ・シェクター、『THE FLASH』のクリエイター、ジェフ・ジョンズも製作総指揮に名を連ねている。
モデル、DJ、TV司会、女優として多彩ぶりを発揮してきたオーストラリア出身のルビーは、2015年にNetflixオリジナルシリーズ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』シーズン3でアメリカのドラマシリーズに初出演。主人公パイパー(テイラー・シリング)を翻弄する役で注目を浴びた。その後も『バイオハザード:ザ・ファイナル』、『ジョン・ウィック:チャプター2』、『Pitch Perfect 3(原題)』といった映画で活躍をしてきた。
囚人服を脱ぎ、ヒーロースーツで活躍するルビーの姿はどのようなものになるのか、今から楽しみに待ちたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:ルビー・ローズ
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