『マニアック』エマ・ストーン、ジョナ・ヒルら豪華キャスト全員が出演を即決した理由とは?

2007年の映画『スーパーバッド 童貞ウォーズ』で主人公セスを演じたジョナ・ヒルとセスの意中の相手ジュールズを演じたエマ・ストーンが再共演することで話題になっているNetflixオリジナルシリーズ『マニアック』。他にもソノヤ・ミズノ(『エクス・マキナ』)やジャスティン・セロー(『LEFTOVERS/残された世界』)、サリー・フィールド(『ブラザーズ&シスターズ』)といった豪華キャストが出演する本作だが、彼らが出演を即決した理由が明らかとなった。

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「このプロジェクトは一つのシリーズの中で、"10種類のジャンルを撮影することができる"と魅了された」というキャリー・ジョージ・フクナガ監督は、プロデューサーのマイケル・シュガー(『13の理由』)とキャスティングについて話した際に「一緒に仕事をしてみたいと思う俳優はいるかと聞かれ、エマと答えたんだ」と当時を振り返る。エマも監督との仕事に興味を持っていたことから、早速二人で会う機会が設けられ、その場で合意したという。

『ウルフ・オブ・ウォールストリート』など2度のアカデミー賞ノミネート経験を持つジョナも「キャリーのことは尊敬していたんだ。彼のような全面的に信頼できる監督と本格的に組んで、質のいい作品を作りたいと願っていたよ」、フクナガ監督との仕事に魅力を感じて、オファーを受けたという。

さらに「キャリーの才能、特に視覚的なストーリーの伝え方の才能は計り知れない。彼はアクションも知性に訴える才能も、どんなジャンルでも可能な人だ。そんな監督と仕事をしてみたかったんだ」と本作でコミックリリーフのキャラクターを演じるジャスティンもまた、監督の手腕がオファーを受けた理由だったことを挙げ「キャリーが才能に溢れていることは明らかだ。ジョナもエマも知っていたので、まさに"ドリームチーム"によるコラボレーションだと思った」と最高のチームで作り上げられた作品だと語る。

一方でフクナガ監督は、「豊富な経験も知識も備えているエマやジョナへの信頼は大きい。仕事への姿勢や技術はもちろん、プロとして彼らが学んできたことも大いに頼りにしていたよ。素晴らしい俳優たちだからね」と豪華キャストへの全幅の信頼を明かす。

素人の少年を主演に迎えたNetflixオリジナル映画『ビースト・オブ・ノー・ネーション』では数々の映画祭に正式出品され賞賛を受けたフクナガ監督が今度はどのような演技を引き出すのか? 豪華キャストがこぞって出演を快諾した理由に挙げていたフクナガ監督の描く世界に益々期待が高まる! Netflixオリジナルシリーズ『マニアック』は9月21日(金)より全世界同時オンラインストリーミング。

Photo:Netflixオリジナルシリーズ『マニアック』監督のキャリー・ジョージ・フクナガ