2019年にディズニーが立ち上げる配信サービスで、新たなマーベル作品の製作の企画が進んでいると米Varietyなど複数のメディアが報じている。
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ディズニーとマーベルからの発表はないが、プロジェクトの関係者によると、両社はマーベル・シネマティック・ユニバース(以下MCU)の人気キャラクターを主役にしたミニシリーズの企画を複数進めているという。その中にはロキとスカーレット・ウィッチも含まれ、単独映画が実現していないスーパーヒーローたちが登場するようだ。
そして、ディズニーの配信サービスで期待される点は、映画『アベンジャーズ』シリーズやスピンオフで出演した俳優が同役を演じる点だ。例えばロキ役のトム・ヒドルストンやスカーレット・ウィッチ役のエリザベス・オルセンが登場する。
情報提供者は、ドラマシリーズ製作費用については沈黙していたとのことだが、ほか大手製作スタジオに匹敵するほどの額になると見られている。さらに6~8話で構成されるという各シリーズをマーベル・スタジオがプロデュースし、ケヴィン・ファイギ社長が進行中のプロジェクトに携わることになっている。
一方で2009年にディズニー傘下となったマーベルは、Netflixでも『Marvel ジェシカ・ ジョーンズ』『Marvel デアデビル』をはじめとする6シリーズを製作してきた。しかし、ディズニーが独自の配信サービスを開始させるため、Netflixの最高戦略責任者ケビン・メイヤーが、「Netflixで、しばらくマーベル作品が製作されることはないだろう」とコメントしていた。
ディズニーの配信サービスでは、『スター・ウォーズ』や『ハイスクール・ミュージカル』のドラマシリーズの製作が決定しており、アニメ映画『モンスターズ・インク』を復活させるプロジェクトも進めていると報じられている。
マーベルファンにとっては嬉しいニュースとなり、他のキャラクターの単独作品も期待できそうだ。(海外ドラマNAVI)
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