『ドクター・ハウス』ヒュー・ローリー、英BBCでアガサ・クリスティーの小説をドラマ化!

人気医療ドラマ『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』で8シーズンにわたり人間性に問題ありの主人公グレゴリー・ハウスを演じたヒュー・ローリー。彼が、英BBCでアガサ・クリスティーの小説をドラマ化するプロジェクトに着手したことが明らかとなった。

米Varietyによると、ヒューがドラマ化するのがクリスティーのどの作品かは伏せられているが、これまでBBCで複数のクリスティー小説をドラマ化してきた製作会社Mammoth Screenとプロジェクトを進めているという。

現在Mammoth Screenはクリスティーの小説「蒼ざめた馬」のドラマ版を製作中で、同作では『アガサ・クリスティー 検察側の証人』『アガサ・クリスティー 無実はさいなむ』『アガサ・クリスティー ABC殺人事件』『そして誰もいなくなった(2015)』で脚本を担ったサラ・フェルプスが再びペンを執っている。フェルプスがヒューの新作ドラマにも携わるかは不明で、ヒューが出演を兼ねるのかも明かされていない。

ヒューは、スパイス・ガールズが主演した映画『スパイス・ザ・ムービー』で、クリスティーが生んだ最も有名なキャラクターの一人である名探偵エルキュール・ポアロをパロディにした役を演じていた。

監督・製作総指揮も務めた『ドクター・ハウス』で世界的な知名度を得たヒューは、ジョン・ル・カレによる同名スパイ小説のドラマ版『ナイト・マネジャー』で冷酷な武器商人リチャード・ローパーを演じ、ゴールデン・グローブ賞リミテッドシリーズ部門の助演男優賞に輝いている。第二次大戦中の軍隊内部の様子を描くHuluの新作ミニシリーズ『Catch-22(原題)』に出演したほか、BBCの新作スリラードラマ『Roadkill(原題)』、宇宙を舞台にした米HBOの新作コメディドラマ『Avenue 5(原題)』も待機中だ。また、1996年には作家として処女作となる小説「The Gun Seller(原題)」を出版。さらにミュージシャンとして2011年と2013年にブルース・アルバムをリリースするなど、様々な分野で活躍している。

ヒューの本企画については詳細が分かり次第、続報をお届けしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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ヒュー・ローリー
(C)HUBERT BOESL/FAMOUS