米Showtimeの金融業界の裏側を描くドラマ『ビリオンズ』シーズン5に、人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』とNetflixの政治サスペンスドラマ『ハウス・オブ・カード 野望の階段』のキャスト二人が出演、あわせてその役どころも明らかとなった。米TV Lineが報じている。
この度シーズン5にゲスト出演することになったのは、『グッド・ワイフ』で7シーズンにわたりアリシア・フロリック弁護士役で主演したジュリアナ・マルグリーズと、『ハウス・オブ・カード』で落ちぶれた政治家ピーター・ルッソを演じたコリー・ストールだ。
ウォール街を舞台にした『ビリオンズ』は、米連邦検事チャック・ロードス(映画『シンデレラマン』のポール・ジアマッティ)が、ヘッジファンドを操作して莫大な富を生み出す黒幕ボビー・アクセルロッド(『HOMELAND』のダミアン・ルイス)を熾烈に追い詰めていく姿がスリリングに描かれるシリーズ。
ジュリアナは名門大学の心理学教授で、ベストセラーの著者でもあるキャサリン・ブラント役を演じ複数話にわたり出演。対するコリーは、インディアナ州の田舎町出身だがビジネスで大成功を収めたマイケル・プリンス役で、シーズン5を通して登場するという。
『グッド・ワイフ』の終了後にジュリアナは、美容をテーマにしたAmazon Prime Videoのドラマ『ダイエットランド』でコスメ企業の社長キティ・モンゴメリー役で出演したが、本シリーズはシーズン1でキャンセルに。また、米ナショナル・ジオグラフィック局のエボラ出血熱を題材にしたミニシリーズ『ホット・ゾーン』では、主人公の科学者ナンシー・ジャックス役を演じている。
そして、『グッド・ワイフ』にゲスト出演したこともあるコリーは、SFアクションドラマ『ストレイン』で主人公エフラム・グッドウェザーを演じ、マーベル映画『アントマン』やアカデミー賞作品賞候補にもなった『ファースト・マン』などにも出演し、映画&ドラマ界をまたにかけて活躍している。
ジュリアナとコリーが出演する『ビリオンズ』シーズン5は現在ニューヨークにて撮影中で、2020年春にShowtimeで放送スタート予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:ジュリアナ・マルグリーズ ©NYKC コリー・ストール © FAM020/FAMOUS