ディズニー映画『ナショナル・トレジャー』のドラマ版も製作へ!キャストは一新か

大物プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー製作による冒険アクション映画『ナショナル・トレジャー』シリーズ。これまで2作が公開された映画シリーズは3作目の製作が進められていると以前報じられたが、ドラマ版も計画されていることがこの度明らかとなった。米Colliderが報じている。

2004年に公開された『ナショナル・トレジャー』シリーズ1作目は、歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツが、18世紀のアメリカの独立戦争中に忽然と消えてしまった伝説の秘宝を、相棒である天才ハッカーのライリーとともに追う姿を描く。その3年後には、続編『ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記』が公開された。

2019年にディズニーの取締役社長であるボブ・アイガーが2016年からブラッカイマーとシリーズ3作目について話し合っていると明かし、今年1月にはその脚本家としてブラッカイマーの『バッドボーイズ』シリーズ最新作でペンを執ったクリス・ブレムナーが起用されたと報じられていた。

そして今回、ブラッカイマーが米Starzの新作ドラマ『Hightown(原題)』のプロモーションでColliderのインタビューに応じた際、『ナショナル・トレジャー』の新情報を明かした。「我々は『ナショナル・トレジャー』の動画配信サービス用作品と、映画用作品に取り組んでいるところだ。願わくば両方ともまとまって、新たな『ナショナル・トレジャー』を届けることができたらいいね。どちらも本格的に動き始めていて、Disney+の方(ドラマ版)は映画と同じコンセプトだが、もっと若いキャストが出演する。映画シリーズにはこれまでのキャストが続投する予定だ。映画版の脚本は現在執筆中で、ドラマ版も徐々に進められている。すでにパイロット版の脚本と、その後のエピソードのアウトラインは出来上がっているよ」

映画版は、『ゴーストライダー』シリーズなどでおなじみのニコラス・ケイジが主演し、相棒のライリーを演じたのはコメディ映画『ハングオーバー』シリーズなどで知られるジャスティン・バーサ。彼らと一緒に行動するアビゲイル・チェイス博士役にダイアン・クルーガー(『ブリッジ ~国境に潜む闇』)、ベンたちを追うFBI捜査官セダスキー役にハーヴェイ・カイテル(『アイリッシュマン』)、ベンの父パトリック役にジョン・ヴォイト(『レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー』)が起用されていた。

もっと若いキャストたちによるドラマ版にどういうキャラクターが登場するかは不明。ブラッカイマーに取材したColliderは映画版の主人公ベンがドラマ版にメンターか何かで姿を見せてくれたら嬉しいと述べているが、その願いは叶うのだろうか。

ブラッカイマーは映画だけでなくドラマ界でもヒットを飛ばしており、過去には『CSI』シリーズをはじめ、『コールドケース』『LUCIFER/ルシファー』も手掛けている。

ディズニーの動画配信サービス、Disney+では『ナショナル・トレジャー』以外にも、『ホーム・アローン』『ミクロキッズ』といった人気ファミリー映画のリブート企画がすでに発表されている。(海外ドラマNAVI)

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映画版『ナショナル・トレジャー』(米Colliderのtwitterより)