『SEX AND THE CITY』製作チームが贈るロマコメ『エミリー、パリへ行く』、Netflixで配信決定!

大ヒットドラマ『SEX AND THE CITY』『ビバリーヒルズ高校白書/青春白書』でクリエイターを務めたダーレン・スターが手掛ける、パリを舞台にした新作ドラマ『エミリー、パリへ行く(原題:Emily In Paris)』が米Paramount NetworkからNetflixへプラットフォームを移して配信開始することが明らかとなった。米VarietyやNetflixメディアセンターが報じている。

シカゴでマーケティング担当として仕事に励んでいた20代のエミリー。勤務する会社がフランスの高級ブランドマーケティング企業を買収したことで、エミリーは思いがけずパリで念願のポジションに就き、SNS戦略の刷新を任されることに。職場の同僚を説得したり、友だちを作ったり、新たな恋に巡り会ったりと、エミリーのパリでの新生活はワクワクするような経験や驚くべき挑戦の連続だった...。

もともと、本シリーズは当初Paramount Networkで放送される予定だったが、Netflixにて今秋に独占配信スタートすることが決定した。

エミリー役で主演するのは、Netflixの映画『心のカルテ』や、ロマンチックコメディ映画『あと1センチの恋』などで知られるリリー・コリンズ。リリーはプロデュースも担う。その他には、人気医療ドラマ『プライベート・プラクティス』に主演し、Netflixの問題作『13の理由』などでも活躍しているケイト・ウォルシュ、『ローグ・ウォリアー 全面戦争』のアシュリー・パーク、『パーソン・オブ・インタレスト』のウィリアム・アバディーらの出演も決定している。

Paramount Networkから他のプラットフォームへ移ったドラマシリーズは『エミリー、パリへ行く』だけでなく、1996年公開のコメディ映画『ファースト・ワイフ・クラブ』のドラマ版も複数のネットワークへ移動した後、最終的に米BET Plusで配信されることが決定した。

今回の決定を受けてクリエイターのスターは、「『エミリー、パリへ行く』に最適な場所はNetflix以外にありません。世界中にいるNetflixの視聴者の方々に本作をお届けできることを、私たちは大変うれしく思っています」とコメントを発表した。

本作は、全撮影をパリ含むフランス各地で行い、その衣装デザインを『プラダを着た悪魔』『SATC』の衣装を担当したことで有名なパトリシア・フィールドが担う。ファッショナブルなロマンチックコメディの再来は『SATC』ファンならずとも注目だろう。

現在、Paramount Networkで放送されているドラマシリーズは、ケヴィン・コスナー(『マン・オブ・スティール』)が主演する米西部を舞台にした『Yellowstone(原題)』のみとなっている。

リリーと『SATC』製作チームがタッグを組む『エミリー、パリへ行く』の正式な配信日が発表され次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

Photo:Netflix公式Twitterより