シアーシャ・ローナン(『レディ・バード』)が主演した2011年のサスペンス・アクション映画『ハンナ』をドラマ化した、米Amazonの『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』。先日待望のシーズン2が配信されたばかりだが、早くもシーズン3へ更新されたことが明らかとなった。米TV Lineなど複数のメディアが報じている。
ドラマ版は映画版と同じく、元CIA工作員の父親エリックによって殺人マシーンとなるべく格闘技や戦闘テクニックを叩き込まれた16歳の少女ハンナが主人公。暗殺者に成長し一人でヨーロッパに旅立つ決心をした彼女は、父親から「元同僚のCIA捜査官マリッサに命を狙われることになるだろう」と告げられる。そして父の言葉通り、ハンナはマリッサが送り込む刺客と壮絶な戦いを繰り広げることとなる....。
シーズン2は7月3日(金)より配信が始まっており、その配信開始からわずか2週間で新シーズンへの更新が決定したことになる。
実は、シーズン1からシーズン2への更新も同じく配信スタートから2週間で発表されている。本作のクリエイターで、映画版でも脚本を手がけているデヴィッド・ファーは、以下のように喜びを述べた。
「本作が3シーズン目を迎えることができて本当に嬉しく思います。この作品を製作するにあたって、ハンナの過去を掘り出し、まったく新しい方法で彼女を試し、そして数々の謎に答えるようなドラマを心に描いてきました。 今回そのビジョンを継続できることが決まり、AmazonとNBCユニバーサルに本当に感謝しています。また、ハンナと捜査官マリッサを新たな未踏の地に連れて行ってくれたエズメ・クリード=マイルズとミレイユ・イーノスの素晴らしい仕事への姿勢と才能に感謝します。きっと最高のシーズン3になるでしょう」
また、Amazonスタジオのヴァーノン・サンダースは、「デヴィッド・ファーは、引き続き、アクション満載で予想できない展開の中で皆さんの大好きなキャラクターたちを描くでしょう。NBCユニバーサルとパートナーとして弊社の視聴者の皆様にこの作品の冒険をもう1シーズンお見せできることを嬉しく思います」とコメントした。
ハンナ役は、『ウォーキング・デッド』で悪役アルファを演じるサマンサ・モートンと、『フィフス・エレメント』のチャーリー・クリード=マイルズを両親に持つエズメ・クリード=マイルズ。『ハンナ』でブレイクしたと言っても過言ではない若手俳優だ。
またハンナの父親エリックに、NetflixのSF大作ドラマ『オルタード・カーボン』に主演したジョエル・キナマン、ハンナを追い詰めるCIA捜査官マリッサ・ウィーグラー役に、ミレイユ・イーノス(『キリング 〜闇に眠る美少女』)が出演。2011年から4シーズン製作された北欧サスペンスの米版リメイクドラマ『THE KILLING』で圧倒的な存在感を示した二人が再共演していることでも注目のドラマだ。
現時点ではシーズン3の配信予定などはわかっていない。『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』シーズン1&2は、Amazon Prime Videoで配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『ハンナ ~殺人兵器になった少女~』