【ネタバレ】『ウォーキング・デッド』ベストエピソードランキング!シーズン初回を抑えてトップに輝いたのは...

ロバート・カークマンの大人気コミックを映像化した米AMCの大ヒットドラマ『ウォーキング・デッド』。2010年のスタートから、世界中で社会現象を巻き起こし、『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』や『ウォーキング・デッド:ワールド・ビヨンド』などスピンオフドラマが誕生。時の経過とともに人気のオリジナルキャラクターたちが去っていったことに賛否はあるが、ついに今年ファイナルを迎える。そんな本作の人気エピソードを米Varietyがランキング。TOP30を発表した。視聴者を魅了し続ける『ウォーキング・デッド』の中で特にファンの心を掴んだエピソードとは?(※本記事は『ウォーキング・デッド』のネタバレを含みますのでご注意ください)

目次

『ウォーキング・デッド』あらすじ

昏睡状態から目覚めた保安官のリックが目にしたのは、ウォーカーと呼ばれるゾンビにより荒廃した世界だった…。彼をはじめとする生存者たちが生き残る術を学びながら安住の地を求めて恐怖に立ち向かう。

『ウォーキング・デッド』ベストエピソードランキング

※上位5位まではVarietyのコメントを掲載し、6位以下は公式サイトよりあらすじを転載しています

1.「正気な狂気」(シーズン4第14話)

1937年の小説「二十日鼠と人間(Of Mice and Men)」の模倣も含まれる一話完結エピソード。総督(デヴィッド・モリッシー)の刑務所攻撃後、キャロル(メリッサ・マクブライド)とタイリース(チャド・L・コールマン)が赤ちゃんのジュディス、10歳のミカ(カイラ・ケネディ)、12歳のリジー(ブライトン・シャービノ)の面倒を見ているところから始まり、罪、絶望、悔恨、償いを描いて深く心を動かす瞑想録だ。まだ11歳(当時)のブライトンは、善悪の概念を持たない無邪気なリジーという挑戦的な役を非の打ちどころのない完璧な演技で表現。詩的であると同時に、古典的な現代ドラマとなった。
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2.「悪魔の幕開け」(シーズン1第1話)

デビューエピソードはシンプルなストーリーではなく、まさに本作を象徴するような物語だった。人里離れた病院で目覚めるリック(アンドリュー・リンカーン)、南京錠のかかったドアにスプレーされた"Don't Open Dead Inside"の文字、血まみれのテディベアを掴んでいる少女のウォーカー、馬に乗ってアトランタを目指すリック、彼が遭遇する最初のウォーカーの群れ、彼が身を隠すことになる戦車。実写化は不可能とも思われたロバート・カークマンの大人気コミックシリーズの世界を見事にTVに適合させた記念すべきシリーズ第1話となった。
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3.「食うか食われるか」(シーズン5第1話)

キャロルのカッコよさが存分に発揮されたシーズン5のプレミア。終着駅にたどり着いたリックと仲間たちは中にいた作業員に捕らえられ、食用にするために殺される寸前だったが、要塞化されたその場所をキャロルが一人で爆破しウォーカーの群れを放ったことで、彼らは助かる。キャロルはウォーカーに紛れて侵入すると、最終的にギャレス(アンドリュー・J・ウェスト)の母メアリー(デニース・クロスビー)と対峙。メアリーはウォーカーに食い殺されることに。
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4.「惨き鉄槌」(シーズン7第1話)

シリーズ史上最大の物議を醸したシーズン7の第1話。残虐な行為は長年のファンでさえ離れていくほど核を持って緻密に描かれた。この回が『ウォーキング・デッド』の歴史の中で最も不快な時間であることは疑いの余地もないが、最も興味深い話のひとつでもあった。ニーガン(ジェフリー・ディーン・モーガン)の手にかかったグレン(スティーヴン・ユァン)の顔には耐え難い気持ちにさせられたが、何よりも特筆すべきは暴力的な描写ではなく、ニーガンがルシール(彼の愛用の武器)で頭を殴った時に見せた喜びの姿だ。この瞬間、本能的な恐怖を私たちに植え付けたことで、ニーガンがシリーズを代表する最恐の悪役となったことは間違いないだろう。繰り返し見たくなるエピソードではないが、ダークかつ不穏な恐怖の物語の傑作である。
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5.「決死の一夜」(シーズン6第9話)

ダリル(ノーマン・リーダス)が救世主のメンバーを吹き飛ばし、まさにジェットコースターのような目まぐるしいミッドシーズンの幕が上がった。アレクサンドリアに戻ったリックたちは、古い血と内臓をカモフラージュにして、ウォーカーの群れに紛れようとする。しかし、10歳のサム(メジャー・ドッドソン)は恐怖のあまり泣き出してしまい、母のジェシー(アレクサンドラ・ブレッケンリッジ)とともにウォーカーの餌食に。そして、リックに銃を向けたロン(オースティン・エイブラムズ)はミショーン(ダナイ・グリラ)に刀で刺され、ロンが放った弾丸はカール(チャンドラー・リッグス)の右目に直撃し、グレンとイーニッド(ケイトリン・ネイコン)はマギー(ローレン・コーハン)を助け出し、リックは大勢のウォーカーを手にかけ、最終的にダリルはガソリンを撒いてロケットランチャーで戦場となった広場に火をつけた。ノンストップなアクションを求める時は、この回が最適だ。
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6.「死の定義」(シーズン2第7話)

納屋のウォーカーを処分しないなら農場を出るべきだと主張するシェーン(ジョン・バーンサル)。リックはハーシェル(スコット・ウィルソン)の許可が必要だと説得に行くが、残りたいならある仕事を手伝うように言われ...。
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7.「A」(シーズン4第16話)

リックはカールとミショーンと共に線路をつたい、何日も食べ物にありつけずに空腹の中で「終着駅」を目指していたが、終着駅まであと一歩というところで男たちの集団に襲われる。リックを敵だと言い、報いを与えると銃を突きつける男たちの中に刑務所の襲撃で別れたきりのダリルがいた。ダリルはジョーが探していた人物がリックだったことを知り、3人を解放するよう説得しようとするが男たちは聞く耳を持たず...。
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8.「命の決断」(シーズン3第4話)

刑務所で暮らし、平穏な日々取り戻したかのように見えるリックたち。生き残った囚人から仲間に入れて欲しいと懇願されるが、二人を信用できないリックは受け入れない。そんな中、突然ウォーカーが襲ってくる。誰かがゲートを開けたのだ。男たちが塀の外からすぐには駆け付けられず、散り散りに逃げることに。さらに追い打ちをかけるように大音量の警報が鳴り始める。そして、カールと逃げていたローリ(サラ・ウェイン・キャリーズ)に陣痛が始まってしまう。
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9.「裏切りの代償」(シーズン9第15話)

王国にアレクサンドリア、ヒルトップ、オーシャンサイドから人々が集まり、エゼキエルの失われた時を取り戻し喜びをわかち合おうという宣言でフェアが始まる。そんな中、ヘンリー(マクセン・リンツ)が行方不明なことを知ったキャロルたちが捜索に出ようとしたその時、リディア(キャサディ・マクリンシー)を連れたミショーン一行が到着する。皆が再会を喜ぶ一方、リディアを受け入れればヒルトップが危ないと抵抗するタラ(アラナ・マスターソン)にミショーンは各町のリーダーで話し合おうと持ち掛ける。
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10.「最期の決戦」(シーズン4第8話)

総督は愛するリリー(オードリー・マリー・アンダーソン)やメーガン(メイリック・マーフィ)を守るため刑務所を奪うことを決意する。「安心して暮らせる場所を確保する」と仲間を説得し、皆に武装させる。話し合いを基本とし暴力は最終手段だと言うものの、ミショーンとハーシェルを人質にしていることを知ったリリーは反対するが、総督は反対を押し切って刑務所へ向かい、リックと対峙する。刑務所を明け渡すように要求する総督に、リックは何とか共に生きられるよう提案し、説得を試みる。
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11.「不意打ち」(シーズン6第2話)

レジ(スティーヴ・コールター)とピート(コリー・ブリル)の命が絶たれた壮絶な事件の後、普段の穏やかな生活を取り戻し始めたアレクサンドリアの住民たち。リックたちがウォーカー誘導作戦を実行している一方で、町ではレジを失い意気消沈のディアナ(トヴァ・フェルドシャー)をマギーが励まし町を発展させるよう促していた。そんな中、リックたちが不在の状況下で、突如町の中に大きな異変が巻き起こる。
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12.「神の裁き」(シーズン5第3話)

脚を切断され食べられてしまったボブ(ローレンス・ギリアード・Jr.)は、その状態で教会の前に放り出される。リックに対するギャレス(アンドリュー・J・ウェスト)からの宣戦布告だ。ボブへの仕打ちを目の当たりにし危機が迫っていることを危惧するエイブラハム(マイケル・カドリッツ)は、一刻も早くユージーン(ジョシュ・マクダーミット)をワシントンへ送り届けようと提案するが、ギャレスたちを一掃し、姿を消したダリルとキャロルが戻るまで待つと主張するリックと激しく衝突。グレンの説得にも共に聞く耳を持たず、一触即発の状況になる。
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13.「深い森の中で」(シーズン2第12話)

死んだデール(ジェフリー・デマン)の遺志を継ぎ、人間性を見失わないと決意したリックだが、シェーンだけは納得がいかずにいた。そんなシェーンをなだめるようにローリは今までのことを謝る。ランダル(マイケル・ゼゲン)を当初の計画通り、農場から離れたところで解放することになったが、シェーンがひそかに連れ出してしまう。ランダルがいなくなったことに皆が気づいた時、森から出てきたシェーンは「ランダルに襲われて銃を奪われた」と言い、顔からは血が流れていた。
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14.「夢」(シーズン8第9話)

ウォーカーに噛まれてしまったカール。ガソリンスタンドで出会ったセディク(アヴィ・ナッシュ)を招き入れようと森で彼を見つけた時にウォーカーに襲われ、すでにだいぶ時が経っていた。瀕死のカールはリックに戦うことをやめ、許して受け入れていた昔のリックに戻るべきだと諭す。一方、王国では捕らわれたエゼキエル(カリー・ペイトン)を救出すべくキャロルとモーガン(レニー・ジェームズ)が救世主に立ち向かっていた。順調に敵を倒してはいたがキャロルはモーガンの様子が気になっていた。
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15.「古き友よ」(シーズン5第16話)

リックへのメッセージが書かれた地図を得たモーガンは、彼を追いワシントンDCを目指していた。その道中、額にWと刻まれた男が現れ「お前のすべてを奪う」と脅される。町ではピートと騒ぎを起こし町民に銃を向けたリックが、ミショーンの監視元に閉じ込められ、リックの今後について会合が開かれることになった。一方、ニコラス(マイケル・トレイナー)はグレンの警告に背き壁をよじ登って外へ出た。その跡をつけたグレンに一発の銃弾が襲いかかる。
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16.「壊れゆく人格」(シーズン2第13話)

シェーンと対決したリックとカール。二人は家に戻る途中、ウォーカーの大群が押し寄せてくることに気づく。柵を壊し農場に入ってくるウォーカー。リックは納屋におびき入れて火を放ち、仲間のいる家の方向へ向かうのを防ごうとするが、数が多すぎるため防ぎきれない。皆が闘う中、さらにウォーカーは増えていき、ひとりまたひとりと犠牲になっていく。ついに農場を捨て脱出することにするが、仲間たちはバラバラになってしまう。

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17.「守るべき思い出」(シーズ3第12話)

ミショーンを連れ、武器を調達しに住んでいた街を訪れたリックとカール。リックが勤めていた保安官事務所の武器庫へ行くが、何者かに先を越され武器は残っていなかった。仕方なく街中へと向かい防犯対策で銃を置いてあったバーに行くことにする。変わり果てた街にショックを受けるカール。静まり帰った街にはウォーカー対策と思われるバリケードが張り巡らされていた。背後から迫るウォーカーに気づくと突然、銃声が鳴り響く。

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18.「残された希望」(シーズン1第6話)

疾病対策センターにたどり着いたリックたちは、ひとりで施設に残りウォーカーに関する研究をしているジェンナー博士(ノア・エメリッヒ)と出会う。博士は被験者がウォーカーに噛まれ死亡した後、「脳幹」だけが活動し始めることを突き止めていたが、治療法は見つかっていなかった。住居設備の整ったセンターで食事をし、ワインを飲み、皆で久々に安らぎの時間を過ごすが、ほどなくして、電力の供給が切れると建物が自動爆破することが発覚する。

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19.「死人の囁き」(シーズン9第8話)

マグナ(ナディア・ヒルカー)たちを連れてヒルトップに到着したミショーンに、タラやイーニッド(ケイトリン・ネイコン)を含めた住人たちは冷たい視線を浴びせる。ミショーンはユージーンの行方不明とアーロン(ロス・マーカンド)も町を抜け出していたことを知らされ腹を立てる。目覚めたロジータ(クリスチャン・セラトス)はセディクたちの制止を振り切りユージーンを捜しに行こうとする。ユージーンの捜索に出ているダリル、アーロン、ジーザス(トム・ペイン)は、今まででは考えられないウォーカーの不審な行動を目の当たりにしていた。

 

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20.「戦いの果て」(シーズン8第16話)

大勢の命が失われたリックとニーガンの全面戦争。両者、けじめをつけるため、再び顔を合わせ――。

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21.「生き残るための方法」(シーズン1第2話)

避難所を求めて市内に来たリックは、ゾンビの群れに囲まれてしまう。危機一髪のところでグレンという若者の助けを得て、廃墟となったデパートに避難する。そこには数名の生存者が息を潜めて暮らしていた。しかし、リックの放った拳銃の音でゾンビたちに気づかれてしまい、彼らは決死の脱出を図る。一方、市外の空き地にも生き残っている者たちがいた。2組の生存者たちは互いに無線で連絡を取り合おうとするがうまくいかない。

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Disney+ (ディズニープラス)

22.「張り詰めた糸」(シーズン6第13話)

リックたちは救世主のアジトを襲撃し皆殺しにしたと安堵していたが、アジトの外で見張りをしていたキャロルとマギーは救世主の生き残りメンバーに拘束されていた。二人について話をしようと無線で呼びかけてきた女に、リックは捕虜となった者同士を交換しようと取引を持ちかけるが、女は"2対1では割に合わない"とはねつける。別の場所へ連行され監禁されたキャロルとマギーは救世主のメンバーがまだ大勢残っていることを知る。

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23.「殺めるべき者」(シーズン6第12話)

ジーザスの住むヒルトップから食料などの物資をもらう代わりに人質になっているクレイグ(マイク・ホームズ)を救い出し、"救世主"を皆殺しにするという取引をしたリックたち。食糧を手にアレクサンドリアに戻り、皆にこのことを告げるが、モーガンは救世主とまずは話し合うことで解決すべきだと主張する。町の人々を信じるようになっていたリックは以前のように独断で押しつけることはせずに、皆で決めたいと先制攻撃か話し合いかの決断を促す。

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24.「生きる意義」(シーズン7第8話)

ヒルトップで養生していたマギーの容体はすっかりよくなった。救世主がヒルトップに放ったウォーカーにうまく対処したことから、町の人たちはグレゴリー(ザンダー・バークレイ)よりもマギーに一目を置くようになる。王国のリチャード(カール・マキネン)は救世主を先制攻撃するようエゼキエルを説得してくれとキャロルとモーガンに持ちかける。アレクサンドリアではリックが不在の中、スペンサー(オースティン・ニコルズ)がニーガンにすり寄り、リックに代わって自分がリーダーになるべきだと訴える。

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25.「暗黒の楽園」(シーズン3第3話)

アンドレア(ローリー・ホールデン)とミショーンの目の前でヘリコプターが墜落し、そこへ男たちが乗った車が近づいて来た。ヘリの中を確かめる彼らは、生存者を助けているようにも、とどめを刺しているようにも見える。身を潜め様子をうかがう二人に背後から近づいたのは、アンドレアの知る人物だった。彼らの集落へ連れて行かれた二人は、そこでウォーカーから隔離された街ウッドベリーの存在を知る。この街のリーダーは"総督"と呼ばれる男だった。

 

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26.「悪魔の口笛」(シーズン6第16話)

妊娠中のマギーが腹部に激しい痛みを訴えたため、リックたちはヒルトップの医師の元へ彼女を搬送することにする。道中、救世主たちに遭遇することを想定し武装しての移動だが案の定、屈強な男たちの集団に行く手を阻まれる。リックを帰し、一人でキャロルを捜すモーガンは図書館の前でうずくまる彼女を発見する。負傷し憔悴した状態のため、アレクサンドリアに戻ろうとモーガンが説得するが、キャロルは頑なに拒絶する。

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27.「師の教え」(シーズン6第4話)

アレクサンドリアにたどり着く前に森でモーガンを襲った"W"の男。モーガンは彼が仲間と共にアレクサンドリアに侵入し、住人を虐殺しても殺すことはせずに捕らえ、再び"W"の男と対峙する。「最後の一滴まで何もかも奪う」と言った男に、自分の「最後の一滴」は何かを話し始めるモーガン。妻子を亡くし立てこもっていた町でリックとの再会を果たしてから、アレクサンドリアに到着するまでのモーガンの過去が明らかになる。

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28.「王国」(シーズン7第2話)

救世主に殺されそうになったキャロルはモーガンに救われる。モーガンは師の教えに従い、悪人であっても殺さないことをモットーとしてきたが、銃で撃ち殺したことで葛藤が生まれていた。そんな二人の前に馬に乗った男たちが現れ、彼らのコミュニティーに連れていく。そこは"王国"と呼ばれ、最高責任者としてエゼキエル王が統治していた。皆が安全に暮らし、楽園に思えた王国だが、実は指導者たちしか知らない秘密があった。

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29.「囚われて」(シーズン7第3話)

救世主に捕らわれたダリルは明かりのない部屋に閉じ込められ、与えられるのはドッグフードのみ。ニーガンの狙いはダリルを屈服させ部下に取り込むことだ。一度はニーガンの元から逃げ出し、森でダリルと遭遇したドワイト(オースティン・アメリオ)は、ニーガンに従うしかないと説得しようとするが、ダリルはやすやすとはひざまずかない、しかし軽快な音楽が大音量で繰り返し鳴り続け、ろくに眠ることもできず、肉体的にも精神的にも追い詰められていく。

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30.「消せない傷痕」(シーズン9第14話)

ダリルがヘンリー、リディア、コニー(ローレン・リドロフ)を連れてアレクサンドリアに現れる。リディアがいることで襲われる恐れがあるが、ミショーンはダリルを信じて中に入れる。だが、仲間以外を受け入れたことでつらい過去を思い出す。RJ( アントニー・エイゾー)がまだミショーンのお腹にいた頃、世界が崩壊する前に生き別れた親友のジョスリン(ルティナ・ウェスリー)が大勢の子どもたちを連れてアレクサンドリアに保護された。再会を喜び、リックを捜すように勇気をくれた親友だったが...。

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『ウォーキング・デッド』はDisney+(ディズニープラス)にて配信中。ファイナルとなるシーズン11のパート3は米AMCにて8月22日(日)より放送予定。

(翻訳/Ai Ono)

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Photo:『ウォーキング・デッド』© Gene Page/AMC