『ウォーキング・デッド』シーズン12製作の話もあった!?

米AMCにて2010年より放送スタートした大人気サバイバル・パニックドラマ『ウォーキング・デッド』はシーズン11をもって幕を閉じるが、シーズン12までシリーズを続けるアイデアがあったようだ。米Screen Rantが報じている。

『ウォーキング・デッド』はロバート・カークマン原作による同名コミックスのドラマ化で、2016年にコミックスの第161号が発行された際、カークマンが「シーズン12までドラマシリーズを製作する考えがあった」と示唆していた。コミックスに掲載されるコラムでカークマンは、「第100号に辿り着くまで6シーズンかかりましたが、第200号に到達するまでは6年もかからないでしょう。そして、シーズン...12まで導かれ、その時点でもコミックスは番組の先を行っているでしょう」と綴っていた。

このカークマンのコメントが、ドラマ版の関係者全員がシリーズの製作をシーズン12まで見込んでいたと証明するわけではない。だが、カークマンはドラマ版で製作総指揮を務めているため、どこかの時点で12シーズンにわたって製作する話が浮上していた可能性は高そうだ。

そして、ドラマ版の終了が発表された当時、ニーガン役のジェフリー・ディーン・モーガンは、シーズン11での終了はニュースは寝耳に水だったと発言していた。なぜ、シーズン12ではなくシーズン11で終了することになったのか理由は不明だが、2019年7月に原作コミックスが第193号をもって突如として幕を閉じたことも影響しているかもしれない。

ファイナルとなる『ウォーキング・デッド』シーズン11は3部構成となり、第2部がAMCにて2月20日(日)より放送開始。本家はフィナーレを迎えるが、すでにスピンオフドラマ『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』はシーズン8へ更新されており、アンソロジードラマ『Tales of the Walking Dead(原題)』の他に、ダリルとキャロルを主人公にした新スピンオフも待機中だ。(海外ドラマNAVI)

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