1966年に放送開始されて以来、今もなお愛され続けるSFシリーズの金字塔『スター・トレック』でミスター・スポックを演じ、2015年に亡くなったレナード・ニモイ。彼の故郷である米マサチューセッツ州ボストン市が、レナードの誕生日である3月26日を「レナード・ニモイの日」に制定した。米Screen Rantが伝えている。
レナードの娘でプロデューサーのジュリー・ニモイが、自身のTwitterでボストンでは3月26日が「レナード・ニモイの日」になったことを報告した。
As a special tribute to dad @TheRealNimoy life and legacy, the @CityOfBoston just announced that on his birthday, 3/26 will officially be #LeonardNimoyDay! Thank you Mayor @marty_walsh for supporting this proclamation! @nimoycopdfilm #COPD pic.twitter.com/c1p0PzMLRx
— Julie Nimoy (@JulieNimoy) March 18, 2021
その投稿で、「父の人生とレガシーに対する特別な賛辞として、ボストン市が父の誕生日である3月26日を正式に"レナード・ニモイの日"に決めましました。この宣言を支援してくれた市長マーティ・ウォルシュに感謝を!」と綴り、感謝の意を伝えた。
投稿された記念日の証明書には、「レナード・ニモイは彼が演じた架空のキャラクター、ミスター・スポック(半分は人間で半分はバルカン人)を通して、移民や難民、そして抑圧された人々に "アウトサイダー"の英雄を与えました」と記されている。
レナードは1951年に俳優デビュー。『スター・トレック』シリーズやSFドラマ『FRINGE/フリンジ』に出演する他、コメディ映画『スリーメン&ベビー』や『ホーリー・ウェディング』をはじめとする作品で監督としても活躍し、映画・ドラマ界に大きな功績を遺した。
2015年2月27日に83歳で亡くなったレナードのレガシーは現在も受け継がれており、米CBS All Access(現在はParamout+)の『スター・トレック:ディスカバリー』で、レナード・ニモイが演じたスポックの姿が映し出されていた。
なお、同シリーズではイーサン・ペックがスポックを演じ、彼が主役の一人となるスピンオフドラマ『Star Trek: Strange New Worlds(原題)』の製作が決まっており、現在撮影中だ。
(海外ドラマNAVI)
Photo:
レナード・ニモイ (c)NYPW/FAMOUS