英BBCの人気シリーズ『SHERLOCK/シャーロック』のマイクロフト・ホームズ役で知られるマーク・ゲイティスが、同局のご長寿シリーズ『ドクター・フー』への再登場の可能性についてコメントした。マークは数回出演したことがあるほか、脚本を手がけたこともある。英Digital Spyが伝えた。
2007年に初出演してから2017年まで複数回に渡り『ドクター・フー』に出演をしてきたマーク。本作の脚本家としても、9話でペンを執っていた。「非常に早い段階で、(ショーランナーの)クリス(・チブナル)は私にメールをくれた。新たな作家が発表され、私の役目は終わったと思ったよ」と英Radio Timesに話したマーク。
「でも、彼は"あなたはファミリーの一員。新しいエピソードを書いて欲しい"という思いやりのあるメールを送ってくれたが、今は決めていないんだ」
しかし、昨年、BBCの慈善団体Children in Needのために制作した短編集「Doctor Who : Adventures in Lockdown」を執筆したことはとても楽しかったようで、「スーザンが戻ってきたから、私たちも物語を書くことができるかもしれない」とコメント。
実際、既にTV用のアイデアを持っているそうで、「あることが起こり、"それができるのは一つしかない"と思う。それは、ある種壮大なSFのアイデアだからではなく、非常に特別なもの。"あぁ、これは『ドクター・フー』のアイデアだ"と思うんだ」とマークは説明。
新型コロナウイルスやロックダウンの状況について直接的な話は見たくないと思われるかもしれないが、孤立や人々のメンタルヘルスについて書く物語ならうまくいくかもしれないと、アイデアを膨らませた。エピソードを書きに脚本家として戻ってくるのか、それとも新たなキャラクターとしてスクリーンに登場するのか...。続報を待ちたい。(海外ドラマNAVI)
Photo:マーク・ゲイティス©Tom Rose/Famous