ディズニー作品やマーベル、スター・ウォーズなど魅力的なラインナップで知られるDisney+(ディズニープラス)。本企画では、その華やかな作品たちの裏に隠れた知る人ぞ知る傑作をご紹介。第11回となる今回は、すべての親の悪夢を描く心理スリラー『パーフェクト・ファミリー 娘が消えた日』をご紹介しよう。
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孤独を感じるすべての大人に見て欲しい|知られざるディズニープラスの傑作ドラマ【第10回】
ディズニー作品やマーベル、スター・ウォーズなど魅力的なライン …
我が子を失うという、すべての親にとって最悪の悪夢
『パーフェクト・ファミリー 娘が消えた日』の根底にあるのは、子どもを持つ親なら誰もが恐れる究極の恐怖だ。お泊りに行っていたはずの最愛の娘をある日突然失うという悲劇から幕を開ける本作は、単なる誘拐事件の枠にとどまらない。事件を追う「犯罪」の側面と、残された者たちが追い詰められていく「心理学」の側面の双方から、緻密かつスピーディーに物語が展開していく。
全5話というコンパクトな構成ながら、最初の一撃から視聴者を惹きつける構成は見事というほかない。物語が進むにつれて明らかになる予期せぬどんでん返しの数々は、観る者を一時も飽きさせず、一気見必至の圧倒的な没入感をもたらしてくれる。

本作の大きな魅力は、誘拐という極限状態のプレッシャーによって、登場人物たちの関係性が生々しく変化していく点だ。事件によって崩壊していく家族のなかで、一見すると不条理な出来事に同情を禁じ得ないキャラクターたちも、物語が深掘りされるにつれてそれぞれが隠し持っていた「秘密」や「欺瞞」が剥ぎ取られていく。互いに疑心暗鬼となり、それまで保たれていた距離感にズレが生まれていく描写は実にリアルだ。さらに、独自に事件を追うジャーナリストの存在が、物語の視点を広げ、サスペンスとしての重厚感をさらに高めている。
主演ホリデイ・グレインジャーが魅せる傑出した演技力
演出面やキャラクターの行動を巡って一部で好みが分かれる部分はあるものの、それらを補って余りあるのがキャスト陣の圧倒的なパフォーマンスだ。
なかでも、レベッカ役のホリデイ・グレインジャー(『私立探偵ストライク』)の演技は圧巻の一言に尽きる。初期の回想シーンから、とある事件によって精神的に追い詰められていく現代に至るまで、ホリデイが魅せる卓越した表現力と凄みのある佇まいは、本作のクオリティを上質な人間ドラマへと引き上げることに成功している。

“予測不能な心理戦”をスリリングに楽しみたい人に見て欲しい
『パーフェクト・ファミリー 娘が消えた日』は、過度にドラマチックに演出するのではなく、事件がもたらすリアルな狂気と、壊れていく人間の心理を等身大の温度感で描いている点が魅力だ。
視聴者の間でも「先が読めない展開に一気に引き込まれた」「誰も信用できなくなる心理戦が見事」といったプロットの妙を評価する意見が多い。一方で、「警察の動きや一部のキャラクターの行動にモヤモヤする」といった声もあり、リアリティのラインをどこに置くかで評価が分かれる作品でもある。しかし、その賛否両論を巻き起こす生々しさこそが、本作が単なる娯楽作で終わらない証拠と言える。
もし今、イッキミできる、緊迫感にあふれた極上のサスペンスを求めているなら、本作はきっとあなたの期待に応えてくれるはずだ。
『パーフェクト・ファミリー 娘が消えた日』はDisney+(ディズニープラス)で独占配信中。(海外ドラマNAVI)














