20年以上にわたって放送され、世界中で愛され続けている『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』で検視官ジミー・パーマーを演じるブライアン・ディーツェンにとって、今やこのドラマは家族も同然だ。しかし、彼がかつて、キャリアを揺るがすほどの悪夢に直面していたことはあまり知られていない。ドラマでの相棒であるケイシー・ハインズ役のディオナ・リーズンオーヴァーと共に、新ポッドキャスト『NCIS: Partners & Probies(原題)』をスタートさせた。その記念すべき第一話で初期の心臓が止まるような経験を回想している。
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『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』第500話は原点回帰の集大成!製作総指揮が語る衝撃の仕掛けと未来
23シーズンという驚異的なロングランを続け、ついに通算500 …
ショーランナーからの洗礼とパニック発作
ダッキーが誘拐されるという展開のエピソードで、ジミーがギブス、アビー、そしてトニ―ら主要メンバーに対し、レントゲン写真の解説を行うシーンがあった。
当初は「小さくて些細なシーン」のはずだった。しかし、当時のショーランナーであり、シリーズの生みの親であるドナルド・P・ベリサリオが、直前になって複雑な専門用語が並ぶ膨大な台詞を送り込んできたのだ。撮影再開まで、ブライアンに与えられた時間はわずか数分。完璧に暗記し、自分のものにするには絶望的な状況だった。「心臓が止まりそうだった。パニック発作のような状態だ」と振り返る。そんな窮地に陥った彼に、真っ先に手を差し伸べたのはチームの面々だった。
トレーラーから顔を出したギブス役のマーク・ハーモンは「助けが必要?」と声をかけ、マイケルも「大丈夫? 手伝おうか?」と気遣った。さらに、マークは戸惑うブライアンに対し、ベリサリオがなぜこのような無理難題を突きつけたのか、その意図を教えたという。「彼がなぜこんなことをしているのかわかるか? 君に何ができるか、その実力を試しているんだ」
この言葉で覚悟を決めたブライアンを、物理的な知恵で救ったのがポーリー・ペレットだった。彼女はブライアンの台本から該当する箇所を切り取ると、あろうことかカメラのレンズフードの底にテープで貼り付けたのだ。「アクション!の直前、ポーリーが台詞をカメラに貼ってくれた。だから最初のテイクでは、私はそのカンニングペーパーを指差しながら、一言も間違えずに台詞を読み上げることができたんだ」
この巧妙な計略は見事に成功し、監督からも称賛された。その演技はショーランナーをも納得させ、結果としてブライアンはその後20シーズン以上も番組に留まることになったのである。
23年の歳月が育んだ真のファミリー
この出来事をきっかけに、ブライアンの不安は和らいでいった。この人たちは自分の味方なのだと確信したからだ。現場は単なる仕事場ではなく、互いの成功を願い、支え合う「家族」へと変わった。
2018年に結婚したディオナと同様、ブライアンもまた、このドラマと共に人生の節目を歩んできた。「僕が『NCIS』を始めたとき、子どもたちはまだ生まれていなかったが、娘は昨年高校を卒業した。ウィルマー・バルデラマら他のキャストも同様に、このドラマの放送期間中に家族を持ったんだ」
劇中でジミーとケイシーが無類のコンビネーションを見せるのは、演じるブライアンとディオナの間に、カメラの外でも深い友情があるからに他ならない。新ポッドキャストでは、そんな二人が『NCIS』という巨大な物語の舞台裏にある、真実の絆を毎週ファンに届けてくれるはずだ。
『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シーズン1~22はHuluで配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:EW




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