昨年秋、米CBS Studiosとファーストルック契約を更新し、新たな出演作の情報解禁が待たれていたジャレッド・パダレッキ（『SUPERNATURAL スーパーナチュラル』）。彼が主演および製作総指揮を務めることが決定したタイトル未定の医療ドラマ企画が、米CBSにて大きな進展を見せている。
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ジャレッド・パダレッキ主演『WALKER／ウォーカー』打ち切られるべきでなかった理由
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『WALKER』コンビが再びタッグ！地方医療に切り込む意欲作
今回のプロジェクトは、ジャレッドが主演と製作総指揮を務める『WALKER／ウォーカー』の製作総指揮兼ショーランナーであるアナ・フリックと再びタッグを組んだ意欲作だ。
舞台は、ジャレッドの地元であるテキサス州。大都市の巨大病院を舞台とするほとんどの医療ドラマとは一線を画し、本作はテレビでほとんど取り上げられることのない地方医療に焦点を当てている。物語の中心となるのは、頑固で献身的な田舎の医師（ジャレッド）。彼は、過去から逃れてきた若い研修医という新しい弟子と共に、独自の即興的な医療スタイルを実践する。移動診療所を運営し、“医療砂漠”と呼ばれるテキサスの田舎で、十分な医療を受けられないコミュニティの人々を、身体と魂の両面から癒やしていく。
ジャレッドの妻であるジュヌヴィエーヴ・コルテーゼもプロデューサーとして名を連ねている。
なぜこの時期に？CBS独自の開発システムと先行事例
通常、このタイミングは放送局の企画購入期間ではない。しかし、CBSは2年前に長期的な通年開発に切り替えて以来、脚本開発を進める「ライターズルーム」を経た後の「オフサイクルでの発注」に大きく傾倒する傾向にある。
このシステムは、最近シリーズ発注を受けた『グッド・ワイフ』を手掛けたことで知られるロバート・キングとミシェル・キング夫妻によるリーガルドラマ『Cupertino（原題）』や、シャーロックホームズドラマ『Watson（原題）』といった先行事例がある。今回のプロジェクトも、この特別なモデルに乗って、正式なシリーズ化へと向けて急加速した形だ。
CBSは現在、リーガルドラマ『マトロック』や、モリーナ・バッカリン（『デッドプール』）主演の警察スピンオフ『Sheriff Country（原題）』など、古典的なTVジャンルの作品を強化しており、本作は同ネットワークの医療ドラマの新たな柱となることが期待されている。
ジャレッドが製作と主演を務めた『WALKER／ウォーカー』全2シーズンはU-NEXTで独占配信中。（海外ドラマNAVI）
参考元：Deadline
