『イーヴィル:超常現象捜査ファイル』や『ルーク・ケイジ』などで知られるマイク・コルターが、かつて制作陣としてタッグを組んだロバート&ミシェル・キング夫妻が手掛ける新作リーガルドラマ『Cupertino(原題)』で主演を務めることが明らかになった。米TV Lineが報じている。
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シリコンバレーを舞台にした「弱者が強者に挑む」法廷劇
『Cupertino』は、アップル社の本社があるカリフォルニアの都市名を冠した作品。サンフランシスコ・ベイエリアのハイテクの中心地で展開する「ダビデとゴリアテ」的な法廷劇と説明されている。
物語は、マイク演じる有能な弁護士が、シリコンバレーのスタートアップ企業を不当に解雇され、さらに株式オプションを騙し取られそうになるところから始まる。彼は同じく不当に解雇された別の弁護士と手を組み、テック業界の巨大企業に虐げられた人々のために立ち上がる。決して屈しない弁護士が、シリコンバレーを支配するゴリアテたちにハイリスクな戦いを挑む姿が描かれるようだ。
キング夫妻は、大ヒットリーガルドラマ『グッド・ワイフ』やスピンオフの『グッド・ファイト 華麗なる逆転』を手がけており、マイクも両作にシカゴの麻薬王レモンド・ビショップ役で出演している。また、夫妻が企画したミステリードラマ『イーヴィル』でも、マイクは神父役を熱演。長年にわたる信頼関係が、今回の新作へと繋がった。
シリーズ化に向けて着々と進行中
今年5月、CBSは本シリーズのために脚本12話分を発注。今秋からはライターズルーム(脚本家チーム)が始動する予定で、現在、シリーズ化を前提に準備が進められている。
キング夫妻は、本作のパイロット版の脚本執筆とエグゼクティブ・プロデューサーも務める。また、マシュー・グレイ・ギュブラー(『クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪』)が主演を務める新作『Einstein(原題)』とともに、2026年〜2027年のCBSのテレビシーズンでの放送開始が予定されているとのこと。現時点では、マイク以外のキャスト情報や正式な放送開始日はまだ発表されていない。
マイクの代表作の一つ『イーヴィル:超常現象捜査ファイル』はHuluで配信中。『ルーク・ケイジ』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:TV Line