『SHERLOCK/シャーロック』のメアリー・ワトソン役で知られるアマンダ・アビントンが、アガサ・クリスティに強く影響を受けた新作ミステリードラマで主演を務めることがわかった。米Varietyが報じている。
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アマンダ・アビントンが新境地へ!
アマンダが主演するのは、ポルトガルの公共放送RTP向けにカラコル・スタジオが製作するミステリードラマ『Jones(原題)』。聡明でありながら、どこか風変わりな女優のイヴを演じる。イヴが「亡くなった人と話せる」という特殊な能力を持つ刑事、オリバー・ジョーンズ(ジョゼ・ピメンタオン『1899』)の捜査に巻き込まれていくという展開だ。
物語の舞台は、ポルトガルのシントラで開かれた豪華なファミリー集会。そこで殺人事件が発生し、ジョーンズは被害者であるジュリアと協力して捜査に挑む。ジュリアは幽霊として登場し、生前の秘密や欺瞞、そして数々のヒントが複雑に絡み合う中で、ジョーンズとイヴは謎を解き明かしていくことになる。
アガサ・クリスティ×超常現象!ブラックユーモアを添えた“フーダニット”
本作はアガサ・クリスティの作品群に強くインスパイアされており、クラシックな「フーダニット(誰がやったか)」要素に、超常現象やブラックユーモアを融合させた異色のミステリーとなっている。
主演のアマンダは、本作への出演経緯と自身のキャラクターの魅力について「イヴは複雑で、面白くて、ミステリアスで、非常に興味深いキャラクターです」とコメント。多言語・俳優主導の制作スタイルにも魅力を感じたという。
「ポルトガルの俳優陣と共演しながら英語で演じるという挑戦はとても刺激的で、思ったより簡単でした。撮影は解放感があり、キャストと監督のブルーノ・ガスコンとのコラボは新鮮で自由さを感じました」と、国境を超えた制作環境に手応えを感じているようだ。
プロデューサー陣もアマンダの起用に熱い期待を寄せている。「アマンダはイヴ役に完璧でした。繊細で自然体、物語と深く結びついた演技でした。彼女の国際的な知名度も、作品の注目度や格式を高めてくれましたし、英国流のユーモアもこの世界観には不可欠でした」
企画・監督は『ヴィクトリア 暗闇からの脱走』のブルーノ・ガスコンが務める。今後も続報が入りお届けしていきたい。
『SHERLOCK/シャーロック』はU-NEXTで配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:Variety
'Sherlock' Actor Amanda Abbington Leads Agatha Christie-Inspired Drama 'Jones,' Made By Caracol Studios and RTP and Created by 'Carga's' Bruno Gascon (EXCLUSIVE) https://t.co/rKZqcTvtlx
— Variety (@Variety) October 27, 2025





