Netflixの『サンタクラリータ・ダイエット』などで知られるドリュー・バリモアは、10代の時に2年間過ごしたリハビリ施設での体験が、いかに自身の人生を変えたかを振り返った。
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Netflix『背反の町』は非常にリアルな作品
米CBSで放送中の『The Drew Barrymore Show(原題)』で司会を務めるドリューは、Netflixで9月25日(木)より配信中の新シリーズ『背反の町』のクリエイター、メイ・マーティンと対談した。アリヴィア・アリン・リンド、シドニー・トップリフ、トニ・コレットらが出演する同スリラーは、問題のあるティーン向けの施設に通う二人の友人を追う物語で、マーティンの友人の実体験に大まかにインスパイアされている。
「私も、2年間施設に入れられた人間です」と明かしたドリューに対し、マーティンは「あなたが手に負えないティーンだったことは知っていますが、そうした施設にいたことは知りませんでした」と返した。
4歳で映画デビューし、『E.T.』の出演で一躍天才子役として有名になったドリューは、13歳の時に薬物とアルコール依存症のために18ヶ月間リハビリ施設に入所したことで知られる。彼女は当時、「本当に孤独でひどい気分だった。反抗的な時期でとても怒っていた」と振り返る。
そして『背反の町』では、ティーン向けの施設がどのようなものかがしっかりと描かれていると感じたと続けた。「作品を見て、あまりにも正確すぎると思った。私にとってあまりにもリアルで、あなたが本物の視点を語っていることは間違いないと確信したの」
実際にクリエイターのマーティン自身も16歳のときに施設に入った経験があるという。ただ、「『背反の町』自体はシリアスなテーマを描いてはいるものの、重苦しい作品ではない」と説明する。
ドリューも「そうよ、重くない!」と同意する。さらに、施設での日々は地獄のように大変だったとしながらも、「その経験の中に多くの明るさを見出した」ことを強調し、作品の中にもそれを見出したと続けた。「奇妙に聞こえるかもしれないけど、施設での経験は自分の真実を語る勇気、ユーモア、そして自分の旅路におけるヒロイズムを見つけることへの励ましを与えてくれた。それは私に起こった最高の出来事だったの」と明かした。
『サンタクラリータ・ダイエット』と『背反の町』は、Netflixにて配信中。(海外ドラマNAVI)




