人気のフレンチミステリー『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』の監督が、新たな犯罪ドラマを手掛けることが分かった。米Varietyが伝えている。
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ファミリードラマと犯罪、ミステリー、呪いが融合
シーズン6のリリースが待ち遠しい『アストリッドとラファエル』で、初回「パズル」を含むシリーズ最初の5話(前後半と分かれることもある「パズル」は2話でなく1話として換算)でメガホンを取り、作品のトーンやキャラクター像の礎を築いたイポリット・ダール監督。彼が新たに携わったのは、『アストリッドとラファエル』と同じく仏France Télévisions制作のファミリークライムドラマ『Blue Gold(原題)』だ。マリー=アンヌ・ル・ペゼネック(『ドルメン ~血の伝説~』)、リュドヴィック・ラクロワ(『リサーチ・ユニット』)が脚本を執筆する。
2024年に人里離れたヴァルアン村が壊滅的な干ばつに襲われたことをきっかけに、忘れ去られた泉が発見された。さらには、100年前に埋もれた秘密も目を覚ます。それは、世代を超えて受け継がれてきたものだった。好奇心旺盛で決断力のある若い女性フロールは、家族の過去の影に引き込まれていく。母アリスは説明できない記憶を抱え、祖母は謎を解く最後の鍵を握っている。それぞれの女性がヴァルアン村へと導かれた時、ついに謎が明かされる…。
南フランスを舞台にした本作で主人公フロールを演じるのは、バルバラ・プロブスト(『フランス絶景ミステリー コレクション』『アマチュア』)。そのほかには、サミール・ボイタル(『不感地帯』)、シルヴィー・グラノティエ(『IQ160清掃員モルガンは捜査コンサルタント』)、デボラ・クレ(『インヴィジブル~遺体身元特定チーム』)、エリック・カラヴァカ(『すべてうまくいきますように』)、トム・レーブ(『シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!』)などが出演する。
一風変わった本作について、世界配信権を保持するAbout Premium Contentの国際セールス担当ジュリー・マテイユは次のように説明する。「『Blue Gold』は、ファミリードラマと犯罪、ミステリー、そして水にまつわる呪いが融合した作品です。物語の核となるのは、世代を超えて受け継がれる善と悪の物語。1980年代の豊かな自然と現代の過酷な現実が対比となり、気候変動の影響も浮き彫りになります。古典的な捜査ドラマに加えてメロドラマ的な要素も備えた中毒性のあるドラマで、あらゆる世代に響く作品です」
『アストリッドとラファエル』とはかなり趣の異なる作品のようだが、フランスの人気ドラマでおなじみのキャスト、スタッフが関わる新作ドラマ『Blue Gold』。いつか日本上陸してくれるだろうか。
『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』シーズン1~5(字幕版)は、Leminoアクション&ミステリープラスとWOWOWシネフィル+で配信中。(海外ドラマNAVI)
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参考元:米Variety