『デスパレートな妻たち』リメイク企画始動!“秘密だらけのウィステリア通り”が帰ってくる

8シーズン放送され、日本でも大ヒットを記録した米ABCの『デスパレートな妻たち』。以前から何度もリブートやリメイクの噂が出ていたが、ついに米Onyx Collectiveにて新企画『Wisteria Lane(原題)』が進行中であることがわかった。

 

あの伝説の通りに、再び光と闇が交差する――『Wisteria Lane』始動!

2004年から2012年にかけて放送されたオリジナル版『デスパレートな妻たち』は、アメリカ・ABCで全180話が放送され、世界的なヒットを記録。郊外の住宅街“ウィステリア通り”を舞台に、外から見れば幸せそうに見える妻たちが、実はさまざまな秘密を抱えながら生きている姿を、ユーモアとサスペンスを交えて描いた。

リメイク版の製作を手がけるのは、俳優でありプロデューサーとしても活躍するケリー・ワシントン(『スキャンダル 託された秘密』)の制作会社Simpson Streetと、20th Television。脚本および製作総指揮は『フライト・アテンダント』で知られるナタリー・チャイデスが担当する。

新たな“妻たち”──現代にアップデートされた秘密とミステリー

オリジナルの持ち味を色濃く引き継ぐ『Wisteria Lane』は、「楽しく、セクシーで、ダークなユーモアをもつソープ・ミステリー」として再構築される予定で、舞台は同じく“ウィステリア通り”。ただし主人公は新たな5人の女性たちに刷新され、それぞれ異なる性格と価値観を持つ友人(あるいはライバル)として描かれる。

一見すると、彼女たちは美しい家に住み、笑顔あふれる家族と理想的な日常を送っているように見える。しかし白いフェンスの向こう側、SNSに並ぶ「完璧な生活」の裏には、誰にも明かせない秘密が潜んでいる。オリジナル版がテーマとしていた“表と裏の顔”“隠された真実”といったモチーフは、新作にも継承される。

現時点で、オリジナルキャストの出演やクリエイターのマーク・チェリーの関与は未定。しかし複数の情報筋によれば、チェリー自身もこのプロジェクトの存在を認識しており、今後の関与の可能性は否定されていない。

本作の鍵を握るのは、製作陣の布陣だ。プロデューサーのケリー・ワシントン、脚本のナタリー・チャイデスといった実力派がそろっており、単なる焼き直しにとどまらない、現代的で刺激的な『ウィステリア通り』が誕生しそうだ。

『デスパレートな妻たち』はDisney+(ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:Deadline

 

Photo:『デスパレートな妻たち』(c) ABC Studios