ハリー・ボッシュ再登場!『BOSCH/ボッシュ』新スピンオフ予告編が到着

Amazonの人気ドラマ『BOSCH/ボッシュ』の新たなスピンオフ『Ballard(原題)』の予告編が到着した。米TV Lineが伝えている。

新たな主役はレネイ・バラード刑事

『BOSCH』は、米作家マイケル・コネリーによるベストセラー小説「ハリー・ボッシュ・シリーズ」のドラマ版。2014年から7シーズンにわたって続いた本家で綴られたハリー・ボッシュの物語は、2022年にスタートした『ボッシュ:受け継がれるもの』へと受け継がれ、最終章となるシーズン3フィナーレが今月17日(木)にリリースされた。

『ボッシュ:受け継がれるもの』シーズン3最終話「花の娘たち」のお披露目に先駆けて、新シリーズの主人公レネイ・バラード刑事が主役を務める新作『Ballard』の予告編が解禁に。「花の娘たち」で初登場したレネイ・バラードは強盗殺人課の刑事で、連続殺人事件の新たな犠牲者が出る前に犯人を捕まえようとするハリーと対立していた。

今回届いた『Ballard』の予告編では、LAPD(ロス市警)がみんなの怒りを買っているという状況からスタート。バラード刑事はその怒りの矛先として、サンドバッグのような袋叩きに遭うことに。苦境に追い込まれた彼女は、コールドケース(未解決事件)を解決することで自分が能力を証明することができれば、事態は元通りになるのかもしれないと考えるが…。バラードが仲間とともに事件を調べていると、「話がある」とハリー・ボッシュがオフィスに現れて…。

公式あらすじは以下の通り。「レネイ・バラードは、ロサンゼルス市警に新設された未解決事件を専門とする部署の責任者に就任する。この部署は予算に乏しく、自主的に希望した者たちで構成されている。バラードは思いやりと決意をもって何年も前に起きた未解決事件に取り組んでいたが、調べるうちに大きな陰謀の存在に気づき、チームや自身に危険が迫ったことから退職した仲間のハリー・ボッシュに助けを求める」

『ボッシュ:受け継がれるもの』に続いてバラードに扮するのは、『NIKITA/ニキータ』でタイトルロールを演じ、『サバイバー:宿命の大統領』のハンナ・ウェルズ役でも知られるマギー・Q。予告編の中でお得意のアクションも披露している。ハリー・ボッシュを演じるのは、もちろんタイタス・ウェリヴァーだ。

そのほかには、バラードのお目付け役テッド・ロウルズ役のマイケル・モーズリー(『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』)、熱心で風変わりなボランティアのコリーン役のレベッカ・フィールド(『クライアント・リスト』)、法律に詳しいインターンのマルティナ役のヴィクトリア・モロレス(『ティーン・ウルフ』)、バラードの元相棒で彼女に手を貸すトーマス・ラフォン役のジョン・キャロル・リンチ(『ボディ・オブ・プルーフ 死体の証言』)、バラードのかつての教え子で用心深い元警官サミラ・パーカー役のコートニー・テイラー(『アボット エレメンタリー』)、バラードの元気な祖母テュテュ役のエイミー・ヒル(『私立探偵マグナム』)などが出演する。

全10話となる本作のうち最初の2話でメガホンを取るのは、バラード初登場の「花の娘たち」の監督も務めたジェット・ウィルキンソン(『ウェントワース女子刑務所』)。製作総指揮には、原作者のコネリー、ウィルキンソンのほか、トリッシュ・ホフマン(『モダン・ラブ』)、マイケル・アライモ(『クローザー』)、ケンドール・シャーウッド(『Major Crimes ~重大犯罪課』)、ヘンリク・バスティン(『BOSCH/ボッシュ』『ボッシュ:受け継がれるもの』)などが名を連ねる。

2023年11月に制作が正式に決まった『Ballard』は、今年の夏にリリース予定。詳しい配信日が決まり次第お伝えしたい。

『BOSCH/ボッシュ』全7シーズン、『ボッシュ:受け継がれるもの』全3シーズンはAmazon Prime Video(アマゾンプライム)にて配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米TV Line