多くのSFファンが待ち望む『スター・トレック』と『ドクター・フー』のクロスオーバー。その本格的なコラボレーションが実は実現寸前だったと、関係者が明かしている。英Radio Timesが報じた。
-

『スター・トレック』と『ドクター・フー』がついにクロスオーバー!
世代を超えて愛されるSFシリーズ『スター・トレック』の要素を …
双方の製作陣が何年も一緒に取り組んでいた
『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』クリエイターのアキヴァ・ゴールズマンが、『ドクター・フー』とのクロスオーバー企画が実現間近まで進んでいたことを明かした。そのきっかけとなったのは、2025年のエピソードに登場した印象的なイースターエッグだ。
昨年8月にお披露目された『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』シーズン3第6話「自分の尾を食べたセレット」では、当サイトでもお伝えした通り、エンタープライズ号の背後に『ドクター・フー』の次元超越時空移動装置、ターディス(TARDIS)が映り込んでいた。さらに、キャロル・ケイン演じるペリア中佐が、かつてドクターに会ったことがあると受け取れるような発言をしていた。

ゴールズマンは最近受けたインタビューで、このイースターエッグの背景について語った。彼によると、当時『ドクター・フー』のショーランナーだったラッセル・T・デイヴィースと長年にわたってクロスオーバー実現を目指していたという。
「私たちはラッセルと一緒にクロスオーバーを実現しようとしていました。本当に何年も取り組んでいました。結局は実現しなかった企画の一つですが、かなり実現に近いところまで行っていました。本当に面白い話し合いもたくさんできました」と振り返った。
さらにゴールズマンは、「少なくとも私たちの中では、ペリアはTARDISに乗ったことがあるんです。そう考えて何が悪いでしょう?」と冗談交じりに続けている。
前述した「自分の尾を食べたセレット」は、『スター・トレック』と『ドクター・フー』が実写作品で初めて互いを示唆した作品となったが、両シリーズはほかにも互いへのオマージュを繰り返してきた。
例えば、2024年5月に放送された『ドクター・フー』シーズン14第2話「スペース・ベビー」では、ンクーティ・ガトワ扮する15代目ドクターが、ミリー・ギブソン演じるルビー・サンデーに向かって、いつかエンタープライズ号にも行ってみようと話す場面がある。
『ドクター・フー』のデイヴィース自身も、以前からクロスオーバーへの意欲を公言していた。2024年のイベントでは、「『スター・トレック』と『ドクター・フー』のクロスオーバーを発表したいところですが……今日は違います」とユーモアを交えて語った上で、「もし(クロスオーバーを)実現できる人たちがいるとすれば、それはファンです!」と呼びかけていた。
残念ながら今年6月、『ドクター・フー』は恒例のクリスマス特番の中止、そしてデイヴィースの降板を発表した。クロスオーバーにともに取り組んできた相手側が激震に見舞われたことで、シーズン5をもって終了することが決まっている『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』との本格的なクロスオーバーが実現する可能性は潰えたかもしれないが、いつか何かしらの形でSFファンの夢が叶う日は来るだろうか。
『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』シーズン1~3はParamount+で、『ドクター・フー』シーズン14~15はDisney+ (ディズニープラス)で配信中。(海外ドラマNAVI)










