
ここ10年ほどはプロデューサーを務めることもある人気俳優のマーティン・フリーマン(『SHERLOCK/シャーロック』)が、俳優・脚本家のレイチェル・ベナイサ(『アントワーヌとマリーヌ~プロヴァンスの事件簿』)とともに制作会社「One Trick Poné」を立ち上げたことが分かった。米Deadlineが報じている。
新会社ではすでに二つのプロジェクトを予定
マーティンとレイチェルはこの新会社で、まず二つのプロジェクトに着手する予定だ。一つ目は、マーティンが主演する長編映画『The Greatest(原題)』。『レスポンダー 夜に堕ちた警官』で彼と組んだデンマーク出身のジャネット・ノーダールが監督・脚本を務める。二つ目は、レイチェルが脚本を執筆した短編映画『A Tiny Thing(原題)』。
EXCLUSIVE: Veteran actor Martin Freeman and writer-actor Rachel Benaissa have partnered to launch a new production company called One Trick Poné https://t.co/6G217aTm14
— Deadline (@DEADLINE) April 7, 2025
二人は「制作会社の設立を報告できることを、とても嬉しく思っています。私たちが伝えたい物語は、ユーモラスなもの、悲劇的なもの、時には不快なものかもしれませんが、常に本物で、心を揺さぶるものです。また、この会社は私たち自身の作品を作るための場になると同時に、すでに高い評価を得ている人はもちろん、新たに見出された刺激的で独創的な人とパートナーシップを築いていくための手段でもあります」とコメントしている。
レイチェルは、女優としては『ふつうの人々』やNetflixの映画『アイリッシュ・ウィッシュ』に出演。脚本家として高い評価を得ており、『A Tiny Thing』のほかには長編用の『Everything Means Nothing Now Anyway(原題)』を執筆中とのこと。
マーティンは、ロンドンのウエストエンドで5月より上演される舞台『The Fifth Step(原題)』でジャック・ロウデン(『窓際のスパイ』)と共演予定。これはアルコール依存症をテーマにした作品で、禁酒プログラムに参加したルカ(ジャック)と、彼を支えるスポンサー(経験豊富なメンバー)であるジェームズ(マーティン)の関係を描く。映像作品では、ミヒャエル・エンデによる児童文学「モモ」の映画化や、アガサ・クリスティーの「七つの時計」を原作とするNetflixの新作ドラマ『The Seven Dials Mystery(原題)』が控えている。
マーティンとレイチェルはここ4年ほど交際しており、今月6日(日)にイギリスで開催されたローレンス・オリヴィエ賞(英国で最も権威のある演劇賞)の授賞式にも揃って出席。マーティンは2016年に長年のパートナーであったアマンダ・アビントン(『SHERLOCK/シャーロック』)と別れた後、2021年頃にレイチェルとの交際を始めたとされている。公の場ではあまりツーショットを見せないものの、公私ともに支え合うマーティンとレイチェルの今後に注目だ。
(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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Photo:『SHERLOCK/シャーロック』© Hartswood Films