ギレルモ・デル・トロ監督よる超大作ドラマ『ストレイン　沈黙のエクリプス』シーズン1、8月2日（金）Dlifeにて放送スタート

2024年7月29日 2024年7月26日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

『シェイプ・オブ・ウォーター』や『パシフィック・リム』などで知られるメキシコ出身の映画監督ギレルモ・デル・トロによるSFサスペンス『ストレイン　沈黙のエクリプス』シーズン1が8月2日（金）よりDlifeにて放送がスタートする。

2020年12月に報じられた、巨匠リドリー・スコットが生み出した傑作SF映画『エイリアン』シリーズの前日譚となる米FXによるドラマ化企画。この度、正式タイトルが決定し、ショーランナーが進捗状況を明かした。 2シーズン分の脚本を準備？ FXのボス、ジョン・ラングラフとショーランナー、ノア・ホーリーに...

デル・トロ監督による渾身の作品

『ストレイン　沈黙のエクリプス』は、ギレルモ監督が20年の構想を経て完成させた超大作ドラマ。原作となるのは、監督が小説家チャック・ホーガン（『ザ・タウン』）と共同執筆した小説「ストレイン」3部作。『LOST』の製作総指揮者だったカールトン・キューズも製作に携わっている。

地上と交信を絶ったベルリン発ニューヨーク行きのリージス航空753便がJFK国際空港に着陸。機内では、210人の乗員乗客のうち206名が謎の死をとげ、4名だけが生存、一体彼らに何があったのか…。それと時を同じくして、突如、謎の生命体が地球に現れる。それは人類の存亡をかけた壮絶な闘いの始まりだった。

2014年に米FXで放送が開始された本シリーズだが、当時は奇しくも伝染病エボラ出血熱がアフリカで猛威を振るい始めた時期だった。

鬼才の原点回帰ともいえる作品

本作は、デル・トロ監督の様々なアイデアの数々を詰め込んだ原点回帰的な要素のある作品。20年の構想を経て完成させただけあって、彼の得意分野であるクリーチャー・SFアクション要素だけでなく、謎のウイルスによる感染拡大、ヴァンパイアとウイルスの関係など、吸血鬼という伝統的なホラーと近代的なSFが融合している点が本作の最大の魅力。

彼の手掛ける作品で定評のある魅力的かつ憎めないキャラクターや作り込まれた世界観は今作でも顕在。リアリティと迫力ある映像に恐怖と不気味さが随所に散りばめられており、ストーリー面でもビジュアル面でも大きな見どころの一つとなっている。