『SHERLOCK/シャーロック』映画版についてクリエイターが再び語る

英BBCの大ヒット英国ミステリー『SHERLOCK/シャーロック』を映画化したいと、クリエイターの一人でありマイクロフト・ホームズ役として出演もするマーク・ゲイティスが語ったことは以前当サイトでお伝えした通り。そんなマークが再び映画化について口を開いた。米Deadlineが伝えている。

「我々はぜひとも作りたい」

19世紀後半から20世紀初めのイギリスを舞台にアーサー・コナン・ドイルが生んだ有名な私立探偵シャーロック・ホームズの物語を、現代風にアレンジした『SHERLOCK』。英BBCで2010年から2017年までに計4シーズンが作られたほか、2016年には原作小説と同じヴィクトリア時代に設定した特別版『~忌まわしき花嫁』が制作され、日本では劇場にて公開された。しかし、主役コンビのシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンを演じるベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンが作品のヒットで売れっ子となったこともあり、7年以上新作は作られていない。

そんな状況にあった2023年7月、同作で企画・製作総指揮・脚本・出演を担ったマークが、あるメディアの質問に答える中で「『SHERLOCK』の映画を作ってみたい。そうするのは自然なことだと思うんだ」と発言。ドラマとは違う形でよみがえる可能性を匂わせ、ファンを大いに賑わせた。

そんな発言から9ヵ月近くが経ったこの度、マークが再び同件に言及。ロンドンで行われた演劇賞、ローレンス・オリヴィエ賞の授賞式に候補者として出席した彼は、Deadlineから『SHERLOCK』シリーズは戻ってくるのかを聞かれ、「分からないよ。ベネディクトとマーティンに聞いてくれ。彼らは(この会場に)来てるのかな?」とジョークを交えて返した後、映画版について質問されると「我々は今でもぜひとも映画を作りたいが、全員が集うのはとても難しいんだ」と、彼だけでなくチームは今も乗り気ながら、それぞれの多忙なスケジュールが障害となっていると述べた。

なお、『SHERLOCK』チームの多忙ぶりはマークの言う通り。ベネディクトはNetflixのリミテッドシリーズ『Eric(原題)』を含む4作品が待機中で、マーティンもBBCの警察ドラマ『レスポンダー 夜に堕ちた警官』シーズン2など複数のプロジェクトに取り組んでいる。マークとともにクリエイターを務めるスティーヴン・モファットはかつてショーランナーを担っていたBBCの『ドクター・フー』の現場に復帰したばかりで、マーク自身も先日には新作ドラマ『Bookish(原題)』で念願の探偵を演じることが決定していた。

それぞれの忙しさからするとすぐさま映画版が実現する見通しは高くないが、続報を待ちたい。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Deadline

Photo:『SHERLOCK/シャーロック』© Hartswood Films