マーティン・フリーマン、Netflixが手掛ける新たなアガサ・クリスティー作品に出演!

『ブロードチャーチ ~殺意の町~』や『ドクター・フー』を手掛けたクリス・チブナルによってアガサ・クリスティー作品がNetflix(ネットフリックス)で映像化されることは当サイトでもお伝えしていたが、キャスト情報が解禁となり、『SHERLOCK シャーロック』のマーティン・フリーマンが出演することがわかった。

明らかになったキャストは…

Netflixがドラマ化するのは、クリスティーが1929年に発表した長編小説「七つの時計」。その4年前に出版された「チムニーズ館の秘密」に出てきたチムニーズ館で新たに起きた事件をきっかけに、陰謀の存在が明らかになっていくというストーリー。

1925年、豪華な館のパーティーで悪ふざけが恐ろしい殺人事件に発展。館の所有者ケイタラム卿の娘であるバンドルは彼女の人生を変える冷酷な陰謀を解明するために立ち上がる――。

今回、本作『The Seven Dials Mystery(原題)』の出演者としてマーティンと共に名前が明かされたのはミア・マッケンナ=ブルース(『HOW TO HAVE SEX』)とヘレナ・ボナム・カーター(『ザ・クラウン』)。ジェーン・オースティンの小説を映画化した『説得』でもNetflix作品に出演したミアが主人公の若くて頑固な探偵・バンドルを演じる。

マーティンが演じるのは、「チムニーズ館の秘密」をはじめクリスティー作品に何度か出てくるロンドン警視庁のバトル警視。ヘレナはバンドルの母親役として登場する。

本作への出演についてミアは「クリス・チブナルの脚本は素晴らしく、この象徴的なアガサ・クリスティーの物語の新たな解釈に参加できることを楽しみにしています」と喜びをコメント。

ミアがバンドルに扮している写真もNetflixによって公開された。

マーティンは『ネバーエンディング・ストーリー』(「はてしない物語」)の原作者でドイツの児童文学作家ミヒャエル・エンデによるベストセラーファンタジー作品「モモ」の映画版にも出演が決定しており、先月、クロアチアとスロベニアにて撮影中であると報じられていたばかりだった。

『The Seven Dials Mystery(原題)』の撮影はこの夏より開始予定。(海外ドラマNAVI)

参考元:Variety

Photo:マーティン・フリーマン(C)James Warren/Famous