Amazon MGM Studiosで制作が進められている『キューティ・ブロンド』の前日譚ドラマ『Elle(原題)』。2000年代に作られた映画2作で主演を務め、ドラマ版では製作総指揮を務めるリース・ウィザースプーンがその進捗状況を語り、前日譚誕生のきっかけになったドラマがあることを明かした。米Deadlineが伝えている。
アイコニックなキャラの学生時代に触発され…
政治家志望の恋人に「妻には向かない」とフラれるも、ヨリを戻そうと一念発起して超一流のロースクールに合格した前向きなエル・ウッズをリースが演じ、全米興行収入ランキングで初登場1位を記録するほど大ヒットしたリーガルコメディ映画『キューティ・ブロンド』シリーズ。その前日譚ドラマの企画が進められていることは2024年5月にお伝えした通りだが、それから半年以上が経ったタイミングでの進捗状況をリースが明かした。
米トーク番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon(原題)』に出演したリースは、主人公エル役のキャスティングが現在進行中だとコメント。アイコニックな役を誰が演じるのか、その決定の難しさについて語る中で、前日譚を制作するというアイデアが浮かんだのはNetflixのホラーコメディ『ウェンズデー』を見たことがきっかけだったと話した。
1990年代にヒットした映画『アダムス・ファミリー』シリーズに登場する少女ウェンズデーを主人公にした『ウェンズデー』について、「すごく気に入って全話見たの。最高だと思った」と、大ファンであることを明かしたリース。クリスティーナ・リッチも過去に演じたアイコニックなキャラクターであるウェンズデーをジェナ・オルテガが引き継ぐ形で描かれた、全寮制の名門校ネヴァーモア学園を舞台にしたドラマは世界中で熱狂的なファンを獲得し、配信開始から数ヵ月でシーズン2更新が決定した。
そんなヒットドラマを見たリースは「“エルの高校時代をやるべき”って感じたの」とインスピレーションを受けたことを告白。「ロースクールに入る前の彼女が見たかったから。それからアイデアを集め始めて、素晴らしい脚本チームが最高の提案としてまとめてくれて、今『Elle』というタイトルの作品がAmazonで作られているのよ」
「そして今は、若い私(エル)を演じる女の子を選ばないといけない」と語るリースは、届いた膨大なオーディションテープの確認に追われているのだとか。「どれもすごく気に入っているの。みんな素晴らしい仕事ぶりよ」と審査過程を楽しんでいる。
映画のほかにはミュージカル舞台にもなるなど、エンターテインメント界の歴史に残る人気キャラクターを演じるのは一体誰なのか、世界中から熱い視線が注がれている。
本格的な撮影開始が今年3月頃を目指している『Elle』では、キャロライン・ドライス(『BATWOMAN/バットウーマン』)がローラ・キトレル(『インセキュア』)とともにショーランナーに就任。映画シリーズのプロデューサーを務めるマーク・プラットも参加する前日譚ドラマの続報が入り次第お届けしていきたい。
リースが主演した『キューティ・ブロンド』と『キューティ・ブロンド/ハッピーMAX』はU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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Photo:『ウェンズデー』© BERNARD WALSH/NETFLIX