普段マイアミメトロ警察の血痕専門鑑識官として働く主人公デクスター・モーガンが、実は殺人衝動を抱えた連続殺人鬼という斬新な設定の人気ドラマ『デクスター ~警察官は殺人鬼』。その新たなシリーズの撮影が始まったことが分かった。米Deadlineが伝えている。
「ついに始まった」マイケルの報告にファンやキャストが反応
米Showtimeにて2006年から2013年まで8シーズンにわたって放送されたデクスターの物語は、2021年に続編『デクスター:ニュー・ブラッド』として復活。『~ニュー・ブラッド』はミニシリーズのため1シーズンで終了したが、ファンが根強い人気シリーズは2024年夏、『~ニュー・ブラッド』エンディング直後から物語がスタートする新シリーズ『Dexter: Resurrection(原題)』としてよみがえることが発表された。
2025年夏リリース予定の新たな続編ドラマで主人公デクスターを演じるのは、もちろんマイケル・C・ホール。過去シリーズに続いて同役に扮する彼のほか、本家に登場していたデクスターの義父ハリー・モーガン役のジェームズ・レマーとデクスターの同僚である殺人課刑事エンジェル・バティスタ役のデヴィッド・ザヤス、『~ニュー・ブラッド』に出てきたデクスターの息子ハリソン・モーガン役のジャック・アルコットという3人もシリーズレギュラーに名を連ねる。
今月17日(金)、デクスター役のマイケルが同シリーズ公式Instagramに動画メッセージを投稿。「やあ、元気かな? マイケル・C・ホールだ。本日、『Dexter: Resurrection』の撮影が正式にスタートしたよ。今はセットにいる。ついに始まったんだ。新たなワクワクするような体験が楽しみだし、みんなにも楽しんでほしい」と発言した。マイケルの周囲に少しだけ映り込んでいるセットは、マイアミメトロ警察署内部なのかもしれない。
そんなマイケルからのメッセージに、多くのファンが反応。「おかえり、ミスター・モーガン。君が恋しかったよ」「ついに来た!」「私のヒーロー」などと復帰を歓迎した。さらに、本国アメリカで放送中の前日譚ドラマ『Dexter: Original Sin(原題)』に出演するキャストたち、青年時代のデクスターを演じるパトリック・ギブソンやマシオカ役のアレックス・シミズも絵文字やコメントを送っている。
シリーズ公式Instagramには現在『Dexter: Original Sin』の場面写真やシーン映像、オフショットの動画・画像などが多数アップされているが、もう少ししたら『Dexter: Resurrection』の素材も徐々にお披露目されるだろう。
『デクスター』の世界はフランチャイズ化が進められており、前述した4作のほか、デクスターの敵の一人だった悪名高い連続殺人鬼トリニティ・キラーことアーサー・ミッチェル(ジョン・リスゴー)の生い立ちを描くタイトル未定の前日譚シリーズも企画されている。
『デクスター ~警察官は殺人鬼』全8シーズンと『デクスター:ニュー・ブラッド』はHuluにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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