映画『ベスト・キッド』シリーズの約30年後を描くNetflixの人気ドラマ『コブラ会』の若者キャスト6人が、お気に入りのファイトシーンについて語っている。
空手大会の名シーンも選出される
米Entertainment Weeklyのポッドキャスト番組『Connect the Plots(原題)』に、ミゲル役のショロ・マリデュエニャ、ロビー役のタナー・ブキャナン、サマンサ役のメアリー・マウサー、ホーク役のジェイコブ・バートランド、トリー役のペイトン・リスト、ディミトリ役のジャンニ・ディセンゾが登場。それぞれ、自身が演じたお気に入りのファイトシーンを挙げている。
ロビー役のタナーは、ミゲルとのお気に入りファイトシーンとして、アパートで繰り広げられたシーズン5の大乱闘をチョイス。また、ジェイコブが演じるホークとのシーンでは、お互いに上半身裸で挑んだ対決が気に入っているという。ロビーはオールバレー空手大会で2度負けているが、「長い目で見れば、ロビーが勝つんじゃないかな」と、自分が演じる役に対する自信を覗かせた。
対してミゲル役のショロは、ホークとのお気に入りファイトシーンとしてシーズン4で描かれた2回目のオールバレー空手大会を選び、「あの試合は最高だった」とコメント。またタナーと同じく、ロビーとの対決としては、シーズン5のアパートでの大乱闘をお気に入りに挙げている。
ホーク役のジェイコブは、シーズン2のコヨーテ・クリークでミゲルと繰り広げた小競り合いを傑出した戦いとして選び、「あの喧嘩は、濡れた葉っぱの上でメチャクチャ滑りやすかったから、かなりクレイジーだったよ」と回想。撮影は大変だったが、自身のジャンプ力も披露することができて最も誇りに思っているファイトシーンだとも述べている。また、ディミトリの腕を折るシーンの撮影も楽しかったと付け加えた。
続いてサマンサ役のメアリーは、ペイトン扮するトリーとの女の闘いに言及。高校で勃発した武器を使っての激しい喧嘩シーンについて、「あれが、私たちの残りのストーリーを決定づけたんです」と振り返り、お気に入りとしてチョイスしている。
対するペイトンは、シーズン4で描かれたプロムのアフターパーティーで起こった乱闘を一番忘れられないアクションシーンに選び、「セメントの上で凍えるほど寒かった。真夜中でプールのシーンで終わったし、あの夜はいろんなことが起こったわね」とコメント。サマンサとのシーンについては、2回目のオールバレー空手大会での対決が一番だと述べた。
ディミトリ役のジャンニは、ほかの共演者に比べてファイトシーンの選択肢が少ないと指摘しながらも、シーズン2でホークを蹴っ飛ばし、高校のトロフィーケースに叩き込んだのが一番楽しかったと語った。
来たるシーズン6は最終章となるため、今まで以上に激しいファイトシーンが期待できそうだ。『コブラ会』ファイナルシーズンは3部構成となり、パート1がNetflixにて7月18日(木)より配信開始。パート2は11月28日(木)、パート3は2025年のお披露目となる。シーズン1~5は配信中。(海外ドラマNAVI)
Photo:『コブラ会』Courtesy of Netflix