ドラマ版『エイリアン』の進捗状況は?ショーランナーがテーマを明かす

2020年12月、巨匠リドリー・スコットが生み出した傑作SF映画『エイリアン』シリーズをドラマ化する企画が報じられたが、それから進捗状況はどうなっているのだろうか? ショーランナーがドラマ版の舞台などを明かした。

2021年11月、同じくリドリー・スコットがメガホンを取ったSF映画『ブレードランナー』の実写ドラマ版の製作が発表。その際にスコットは、ドラマ版『ブレードランナー』は10時間を予定しており、ドラマ版『エイリアン』も「似たような扱いを受けている」と述べていた。

これまでにドラマ版『エイリアン』の詳細は明かされていなかったが、シリーズでショーランナーを務めるノア・ホーリー(『FARGO/ファーゴ』)が、米Esquireのインタビューでドラマ版の設定などについて語っている。

「ドラマ版の舞台は未来の地球です。現時点では、シリーズをエジソン対ウェスティングハウス(米国の原子力関連企業)対テスラ(クリーンエネルギー関連企業)だと説明しています。誰かが電気を独占しようとしているのですが、それが誰なのか私たちにはわかりません。映画では、人工知能も開発しているウェイランド・ユタニ・コーポレーションが登場しますが、"もし他の企業が、サイボーグの機能強化やトランス・ヒューマニズムのダウンロードにより、不死を異なる形で研究していたらどうなるだろう?"と思ったのです」

ドラマ版では様々なテーマが取り上げられるようだが、ホーリーは「『エイリアン』は単なるモンスター映画ではなく魅力的な物語です。映画は、人類を殺そうとしている原始的な過去と未来の人工知能の間に、人類が閉じ込められしまう。ドラマ版の6割が最高のホラー・アクションなら、残りの4割を模索する余地がある」と述べ、興味深いテーマでなくてはならないと強調していた。

現時点では、ドラマ版『エイリアン』の出演キャストや脚本家などは発表されていない。新情報が入り次第、お伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)

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『エイリアン4』より @FAMOUS