アメリカでは、数十年にわたり『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』がニールセンのチャートでTVシリーズの首位を独占してきたが、ついに新しいドラマが台頭する時代がきた。
ジャスティン・ハートリー主演の『トラッカー』
米Varietyのレポートによると、米CBSの新作で日本ではDisney+(ディズニープラス)での配信を控える『トラッカー』が2023-2024シーズンで最も視聴されたドラマシリーズだっという。この新作は視聴数約1,080万人という記録を立て、絶対王者だった『NCIS』を2位に押し下げるには十分なセンセーションを巻き起こした。TVシリーズではほかに『FBI:特別捜査班』、『シカゴ・ファイア』、『ブルーブラッド 〜NYPD家族の絆〜』、『ヤング・シェルドン』がトップ10入りを果たした。
『THIS IS US/ディス・イズ・アス』のケヴィン役で知られるジャスティン・ハートリーが主演の本作は、サバイバリストが懸賞金を求めて放浪しながら、自身の家庭崩壊の危機にも立ち向かうアクションドラマ。腕利きのサバイバリストであるコルター・ショー(ジャスティン)は報酬と引き換えに法執行機関や民間人を助けることで生計を立て、あらゆる謎を解き明かしながら、自身の家庭崩壊の危機にも立ち向かう。今年3月、すでにシーズン2への更新が決まっていた。
新作としては『デス妻』以来の快挙
Varietyによると、『トラッカー』は『デスパレートな妻たち』が20年前に打ち立てた新シリーズとしての視聴記録を塗り替える快挙を達成し、2004-2005シーズン以来、最も視聴された新シリーズだという。1シーズン目から大ヒットした『デス妻』はその後シーズン8まで続き、日本でも大ヒットした。
余談だが、Varietyに掲載されたチャートを見ると、CBSの『NCIS:ハワイ』がTVシリーズとしては11位(全ジャンルで16位)に、同じCBSの新作『Elsbeth(原題)』は12位(17位)に位置しているが、前者は先日シーズン3での打ち切りが決まった一方で、後者はシーズン2への更新が決まっている。ちなみに『Elsbeth』は人気リーガルドラマ『グッド・ワイフ』とスピンオフ第1弾『The Good Fight/ザ・グッド・ファイト』双方に登場した弁護士のエルズベス・タシオニ(キャリー・プレストン)を主人公にした新スピンオフドラマ。今最も日本への上陸が期待される作品の一つだ。
昨年はSAG-AFTRAのストライキが行われたことで製作現場が混乱したことや、『NCIS:ハワイ』は本土から離れた場所で撮影していることも含めた製作予算の問題など、ほかにも要因はあるのかもしれないがやはり残念でならない。
期待の新星『トラッカー』が今後も『NCIS』や『デス妻』を超える記録を打ち立て続けるのか、ぜひとも注目したい。日本では、Disney+の「スター」にて6月26日(水)より配信開始。(海外ドラマNAVI)
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