イギリスの人気長寿SFドラマ『ドクター・フー』の15代目ドクターに大抜擢されたンクーティ・ガトワが、お金に困らなくなった今も、売れない俳優時代の金欠感覚が治らないと告白している。
ンクーティ・ガトワ「たった一度の悪い出来事で本当に深刻な状況に陥ってしまう」
幼少時代にアフリカのルワンダからイギリスに移住したンクーティは、Netflixの人気青春ドラマ『セックス・エデュケーション』に出演が決まる前、かなり経済的に窮していたという。
英Mirrorのインタビューでンクーティは売れない俳優時代を振り返り、「今でも朝起きると銀行残高をチェックしたり、冷蔵庫に食料があるかどうかを確認したりしてしまいます。その時代が自分のスケジュールをいっぱいにして、忙しくしている原動力なんです」と、今も金欠時代の癖が抜けないと明かした。
ブレイク前のンクーティは、お金がなかったため人の家のソファを寝床に転々としオーディションの資金は友人に頼っていたそうで、Sirius XMの番組でも経済的に苦労した時代を振り返っている。
「次の食事がどこから来るか分からないと、そのことを忘れず、もっと多くの仕事でスケジュールを埋め続けようとやる気が出ます。今ここで素敵なシャツを着て、苦しかった時代が僕を奮い立たせたと言えるのは良いことです。だけど辛い時は辛い時で、俳優ならこの話を分かると思うけど、その時代が好調な時をさらに甘美なものにしてくれるんです」とコメントし、苦労したからこそ、今の成功に感謝して楽しめるとも語った。
2022年、ンクーティのプロダクション会社Gemini Moonが、彼個人の持ち株が70万ポンド(約1億3500万円)以上だと公開しており、彼の資産総額は158万ポンド(約3億1600万円)だと報じられている。
にもかかわらずンクーティは、「大多数の人は、たった一度の悪い出来事や、たった一度の低い給料で本当に深刻な状況に陥ってしまいます。今も銀行残高を確認してしまうのは自分が苦労した時代の影響で、それは誰にでも起こり得るし、そこから抜け出すのは本当に難しいからこそ、その時代について話して良かったと思っています」とも語っている。
15代目ドクターとなり、俳優として成功したンクーティが経済的に心配することはなくなったが、売れなかった時代のハングリー精神が、さらに良い俳優になりたいとの想いを駆り立てているに違いない。
ンクーティが、史上初となる黒人・クィアのドクターを演じる『ドクター・フー』シーズン14は、ディズニープラスにて配信中。
(海外ドラマNAVI)
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