『NCIS ～ネイビー犯罪捜査班』をはじめとした『NCIS』フランチャイズは先日、記念すべき通算1000話目に到達した。そんな中、本家でシーズン1からジミー・パーマーを演じているブライアン・ディーツェンが、シーズンフィナーレはさらに盛り上がると匂わせた。米Entertainment Weeklyが伝えている。
ファンがびっくりする展開が待ち受ける
米CBSにて4月15日（月）に放送された『NCIS』シーズン21第7話「A Thousand Yards（原題）」をもってフランチャイズ通算1000話目を迎えたことを、21シーズンにわたって出演するだけでなく数シーズン前から脚本にも関わるようになったパーマー役のブライアンも喜んでいる。「1000話なんて、かなりの偉業だよね。とてつもないものに関わって、その成功の一翼を少しでも担えることができるなんて光栄なこと。信じられないね。まさに“（現実かどうか分からないので）ほっぺたつねって”って感じの出来事だよ」
ブライアンは続けて、「すべてのことに感謝しないといけない。1000話は、21年間カメラの裏側で仕事をしてくれた1000人を超える人たちなしには実現しなかった。本家だけじゃなくて姉妹作品にもね」とチーム全体に感謝。「一緒に働く仲間のことが大好きなんだ。21年間ともにしてきた彼らの多くとはこれまで様々なことを一緒に経験してきた。エピソードを見れば視聴者にも僕たちの仲間意識や居心地の良さ、親密性が伝わるんじゃないかな」
「（20年以上にわたって同じキャラクターを演じ続けるなんて）めったにない経験だよね。『NCIS』のような一話完結型のシリーズの場合、毎週キャラクターには新しいストーリーが用意されるけど、ファンが成長を見守ってきたキャラだと分かるように変わりすぎてはいけない。とはいえ、時間とともに多少の変化も必要。だってそれが人間ってことだからね」と、長く愛され続けるような作品を作りながら、キャラクターを徐々に変化させることの難しさを告白。「間違いなくグループの努力」と、難しい挑戦もみんなで力を合わせたからこそ乗り越えられたと振り返った。
昨年ハリウッドで起きたストライキの影響で10話構成となるシーズン21。ブライアンはそのフィナーレに自信があるようで、「『NCIS』ではいつものことだけど、クレジットが流れた後で多くの視聴者が口をあんぐり開けた状態になるだろうね。みんな、自分たちが作ったものをとても誇りに思っているんだよ」と述べている。
すでに更新が決定しているシーズン22は、全22話のフルシーズンとなる見込み。「来シーズンは22ものフレッシュなエピソードを制作できることをとても楽しみにしている。2000話目を目指してまたエピソードを積み重ねていくよ」と、さらなる歴史的記録に向けて意気込みは十分なようだ。
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