日本の戦国時代を壮大なスペクタクルで描くドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』。本シリーズの主人公である吉井虎永の衣装の一部には、『スター・ウォーズ』へのオマージュが込められていることが明らかになった。
「オビ=ワンにオマージュを捧げようとした」
1600年の戦国時代を舞台に描く『将軍』では、もちろん日本人の全キャラクターが着物を着ており、共同クリエイターのジャスティン・マークスによると、よく虎永が身に着けている茶色の小袖には、ちょっとした意味が込められているのだという。
米Deciderのインタビューで、マークスが虎永の茶色の小袖について、「オビ=ワンにオマージュを捧げようとしたんです」と明かした。
説明の必要はないと思うが、オビ=ワンとは、『スター・ウォーズ』フランチャイズの人気キャラクター、オビ=ワン・ケノービのこと。マークスによると、ジョージ・ルーカス監督がオリジナル3部作で最初にオビ=ワン役としてキャスティングしたのは、日本人俳優の三船敏郎だったという。
『七人の侍』や『羅生門』など、黒澤明監督の映画に数多く出演した三船は世界的に知られるレジェンドで、1980年に放送されたミニシリーズ『将軍 SHOGUN』では虎永役を演じた。
よってマークスは、オリジナル版で虎永役を演じた三船が、『スター・ウォーズ』オリジナル3部作でオビ=ワン役を演じるはずだったというトリビアをもとに、真田版『将軍』の虎永の小袖にオビ=ワンのイースターエッグを仕込んだという訳だ。
そのオマージュについてマークスは、「誰かが配色に気づいてくれることを願っています。それは、三船がオビ=ワン役にキャスティングされる寸前だったことに対する、私たちなりのささやかなトリビュートで、あの色彩を虎永に少し与えたかったんです」と説明した。
『将軍』では、着物や鎧兜、建造物など細部に至るまで戦国時代が見事に再現されており、衣装や舞台美術も大きな見どころとなっている。
全10話となる『SHOGUN 将軍』は残すところ1話となり、Disney+(ディズニープラス)で4月23日(火)に最終話が配信予定。(海外ドラマNAVI)
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