米CBSにて2022年10月より放送され、日本でもU-NEXTにて先月より配信開始となったアクションドラマ『ファイア・カントリー』。そのスピンオフが早くも進行しており、主演を務めるのはマーベル映画『デッドプール』やDCドラマ『GOTHAM/ゴッサム』で知られるモリーナ・バッカリンになる予定だという。
CBS、スピンオフ強化中?
『SEAL Team/シール・チーム』のクレイ・スペンサー役で知られるマックス・シエリオットが企画・製作・主演を兼任し、ヒットメイカーのジェリー・ブラッカイマーも製作総指揮に名を連ねる『ファイア・カントリー』。早くも進んでいるスピンオフでは、モリーナ演じるキャラクターを主人公にする方向とのこと。その人物は、まず本家のシーズン2の終盤にゲストとしてシリーズ初登場を果たす予定だ。
本家『ファイア・カントリー』の主人公は、贖罪と刑期短縮を求めて消防プログラムに参加する若き受刑者ボーディ・ドノヴァン。彼は配属された北カリフォルニアの故郷エッジウォーターで、一緒にプログラムに参加したほかの受刑者たちとともに、エリート消防士たちに混ざって地域一帯の大規模な火災を鎮めるために奔走する。
そのスピンオフの主人公はミッキーというキャラクターで、保安官代理を15年間にわたって務め、住人含め街の隅々まで知り尽くしているという役どころ。いわばエッジウォーターは彼女の街で、それゆえに同地を熱心に守っているようだ。
当初からモリーナが主役の第一候補だったようで、年末年始休暇の前から始まった出演交渉はまだ続いているという。とはいえ、スピンオフの制作はまだ確定したわけではなく、もうすぐ始まる本家の新シーズンの反響を考慮して、今後の進退が決まる模様。CBSの担当者はコメントを控えている。
2022年~2023年シーズンに始まった本家は、シーズン1各エピソードの視聴者数が平均800万人を獲得して同期最も見られた新作になるなど、好調な滑り出しを見せた。シーズン1の放送が終了して間もない2023年6月には、CBSの代表ジョージ・チークスが「幅広く魅了するフランチャイズに重点を置いています」として、スピンオフの可能性について以下のように匂わせていた。
「今期一番の番組は『ファイア・カントリー』でした。まったく新しいユニバースを発展させるのに適しています…。作品そのものが特別というだけでなく、ゼロからフランチャイズをともに作り上げる素晴らしい事例になり得るとはっきりと感じられました。今は“この世界をさらに拡大させるためのアイデアについて話そう”って感じですね。彼らはすでに素晴らしい案をいくつも思いついています」
CBSは今年に入ってすでに2つのスピンオフシリーズの製作を発表。『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のギブスの若い頃を描く前日譚と、『ヤング・シェルドン』に登場したジョージーとマンディのカップルを取り上げた続編だ。
『ファイア・カントリー』シーズン2は米CBSで2月16日(金)より放送開始。日本ではシーズン1がU-NEXTにて配信中。(海外ドラマNAVI)
参考元:米Deadline
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