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ザック・スナイダー監督にインタビュー!『REBEL MOON』は「様々な作品へのラブレター」

2023年12月22日 ※本ページにはアフィリエイト広告が含まれます

『REBEL MOON』ザック・スナイダー

動画配信サービスNetflixで12月22日(金)より、黒澤明の名作『七人の侍』にインスパイアされた映画『REBEL MOON』が独占配信開始する。本作は、『ジャスティス・リーグ』で知られるザック・スナイダー監督が20年以上構想し、黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受け創造したSFスペクタクル巨編。今回、ザック・スナイダー監督にインタビューし、本作に込めた思いや自分自身でカメラマンも務めているこだわりなどについて語ってもらった。

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【インタビュー】『REBEL MOON』ザック・スナイダー

――監督ご自身で撮影も行っていますが、人に任せるのと自分でやるのとどう違いがありますか?

僕は元々コマーシャルを12年間作っていて、監督兼カメラマンでした。だから撮影も僕の仕事の一つだと感じていて。それが大作になるにつれて監督だけやるようになって、テントが立てられてそこにモニターがあって、スタッフが増えて、俳優には声かけないと話せないような感じになってしまって。何となく自分の映画なのに、ちょっと遠ざかってきている気がしていたんです。

でも『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021年公開)の時に自分で撮ったら自分で作っているという感覚が強く戻ってきて。だから今回も自分でやりたいと思ったんです。

『REBEL MOON』ザック・スナイダー

――今回の映画見て、『スター・ウォーズ』の影響を感じました。でも『スター・ウォーズ』は黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』の影響を受けているのですが、今作は『七人の侍』に感化されているとか。

自分の感性がどんなふうに進化してきたかというお話をすると、やっぱりアメリカ人なので最初に触れたのは『荒野の七人』で、その後に『七人の侍』がベースになっているということを知りました。

『荒野の七人』はアイコンとしてやはり存在感が強くて、それが日本の映画からインスパイアされたものということで、文化的な覚醒というか、気づきがありました。概念とかアイデアというのは普遍性があるんだなと、シンプルなことに気がついたんです。

今回もそのオリジンじゃないけれど、物語の背骨、核の部分っていうのをそのまま作るとしたらそれは『七人の侍』なのかなというふうに思いました。多くの映画作家が影響を受けているということもあるのですが、我々もそういったことを十分に意識した上であえてそういう形で作りました。

本作は、自分の映画を形成してくださった、美的感覚を養ってくれた様々な作品へのラブレターでもあるのでそのように見ていただけたらと思います。

『REBEL MOON』

――スーパーヒーローが活躍する映画は近年長尺の傾向があって、監督は元々長尺の作品を作られてきた印象です。今作も2部作ですが、ストーリーと上映時間の感覚に変化などありましたでしょうか?

やっぱりストーリーに必要な分がそのまま尺になっています。その感覚が変わっているところもあるかもしれません。今作は2部作ですが、単純に4時間の映画だと考えればと思います。

セクシャルやバイオレンスな部分は元々僕のアイデアだったし、ヘヴィメタル誌に載っていたものが想起の源の一つになっているんですけど、それにもっと寄っているようなトーンなんです。2部作にしたことで、幅広い観客に見てもらえるようなものになっているのかなと思っています。

元々NetflixさんにハードRのものを作りたいと言っていたんですけど、こういうやり方はどうですかと案も出してもらって、自分が見せたかったちょっとHなものも盛り込んで両方を観たい観客にお届けできることになりました。

『REBEL MOON』ザック・スナイダー

――近年、特にマーベルやスター・ウォーズ作品においてスピンオフのドラマシリーズをつくる動きがありますが、それについてどう考えていますか? また、本作のスピンオフの予定はありますか?

そうですね。マザーワールドの支配者であるリージェント・バリサリウスがシリーズ一番のラスボスなんですけど、彼がどうして暴君となってしまったのか、前日譚を描くスピンオフの話はちょっと出ていたりします。2部作を見た後でも皆さんの興味をかきたてられるんじゃないでしょうか。

彼のオリジンストーリーはナポレオンっぽいんですよね。移民的なバックグラウンドを持ちながら皇帝になっていく…というような話になるんじゃないかと思っています。

Netflix『REBEL MOON』配信情報

Netflix映画『REBEL MOON — パート 1:炎の子』は12月22日(金)より世界独占配信(作品ページはこちら)。なお『REBEL MOON — パート 2: 傷跡を刻む者』は2024年4月19日(金)に配信予定。(海外ドラマNAVI)

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  • この記事を書いた人

Lena

海外ドラマNAVI編集部。BBC『SHERLOCK』がきっかけで海外ドラマの沼へ。根っからのオタク気質で、英国作品以外ではアメコミ原作シリーズを好みMCUは全作網羅。そのほかホラー・スプラッタが好きで、欧米だけでなく韓国ドラマもよく視聴する。

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