子どもには不適切!『サウスパーク』特別エピソードがお披露目に

本国アメリカで1997年より放送され、現時点で26シーズンが製作されている長寿アニメシリーズ『サウスパーク』。大人向けシリーズの特別エピソード第6弾となる「Not Suitable for Children(原題)」が、米Paramount+で配信された。

第6弾はOnlyFansのパロディ

まさに大人向けアニメシリーズのパイオニア的な存在である『サウスパーク』は、下ネタや放送禁止用語、暴力描写が満載で、子どもとの視聴をオススメできる番組ではない。12月20日(木)にParamount+で配信された特別エピソードは、そんな番組のコンセプトをそのまま表したような、「Not Suitable for Children(子どもには不適切)」とのタイトルが冠されている。

このエピソードでは、イギリス発で18禁コンテンツが多く上がる定額制SNS「OnlyFans」をパロディにしている、公式概要では、「サウスパークの小学校の教師がOnlyFansのページを持っていることが発覚し、スタンの父ランディはオンライン・インフルエンサーの世界の醜い裏側を詳しく調べざるを得なくなる」と紹介されている。

ティザーでは、教室に飛び込んできたスキナー先生が「問題が発生した」と叫び、サウスパークの保護者たちが集まって会議を開く展開に。大人たちが、「子どもたちに影響を与える誰かの話をしているんだ!」「ここで話題になっているのは、単なるソフトコアポルノじゃない!」と叫んでいるシーンがフィーチャーされている。決して子ども向けとは言えないアニメ番組で、子ども向けではないSNSを「問題だ」と取り上げる矛盾ぶりが、『サウスパーク』の魅力の一つだと言えるだろう。

『サウスパーク』の特別エピソードは2021年からParamount+にて不定期で配信されており、これまで新型コロナウイルスをテーマにした「South Park: Post Covid(原題)」と「South Park: Post Covid: The Return of Covid(原題)」、水不足の問題を描いた「South Park: The Streaming Wars(原題)」とその続編「South Park: The Streaming Wars Part 2(原題)」、マルチバースをネタにした「South Park: Joining the Panderverse(原題)」が製作されている。

特別エピソード第6弾「Not Suitable for Children」は、米Paramount+にて12月20日(木)に配信されたばかり。なお、本シリーズは2021年にシーズン30まで一挙に4シーズン分が更新されており、日本ではWOWOWオンデマンドにてシーズン15~23が配信中だ。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Paramount+

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