ソフィア・ブテラ&エド・スクラインに沢城みゆき&神谷浩史が初対面|Netflix『REBEL MOON』ジャパンプレミア

Netflixの2部構成となるビッグ・プロジェクト映画『REBEL MOON — パート 1: 炎の子』のジャパンプレミアイベントが2023年12月11日(月)に実施。今回はその様子をレポートする。

Netflix『REBEL MOON』ジャパンプレミアイベント【レポート】

イベントに登壇したのは、この度来日したザック・スナイダー監督と、ソフィア・ブテラ(『キングスマン』『アトミック・ブロンド』、ペ・ドゥナ(『空気人形』『ベイビー・ブローカー』)、エド・スクライン(『デッドプール』)、プロデューサーのデボラ・スナイダー。

Netflix『REBEL MOON』ジャパンプレミア

プロモーションでの来日が初となるコラ役のソフィアは、日本で初お披露目となる本作の鑑賞を楽しみに待つファンに向けて「皆さんこんにちは! 本作のお披露目の舞台に集まっていただきありがとうございます。今晩皆さんにこの映画をご覧いただけることを大変嬉しく思います。この作品は153日間というとても長い撮影期間をかけて作り上げました。ザック・スナイダー監督が先導してくれたこの映画を皆さんと共有できますことに大変興奮しております」とメッセージを贈った。

また、日本の作品にも数多く出演しているペ・ドゥナは「こんばんは。ペ・ドゥナです!」と日本語で挨拶を贈り会場を沸かすと「この日本という素敵な国で皆さんにお会いできたこと、このような心強い仲間と撮影に参加できてこの場に立てていることを光栄に思っています」と熱い想いを語った。

プロデューサーのデボラも「日本のファンの皆さんがこれまで私たちの作品を温かい目で見守り、心待ちにしてくださったことひしひしと感じております。私たちが作り上げたユニークで魅力溢れるキャラクターたちと早く出会っていただき、この大冒険に共に出ていただきたいです!」とゼロから作り上げた本作への自信を語りザックは「本作を見ていただいた後にきっと皆さんは『もっとこの作品が見たいな、続きが気になる!』となるはずです。それもそのはず、この映画はパート1です。4月にパート2もあるので楽しみにしていてください」と超大作の幕開けを告げた。

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アクションシーンが盛りだくさんの本作だが、特に好きなシーンは? という質問に、ソフィアは「特に記憶に残っているのはエドとのファイトです。ラストの山場ですが、実は最初に撮影しました。コラが何を守るために戦っているのかが分かる場面にもなっているんです。この場面は限られた時間の中でみんなの懸命な努力の中、生み出された重要なシーンなので、皆さんにも見ていただいたらこのシーンの魅力を感じとっていただけるのではないかと思います」と回答。

本作で剣士を演じるドゥナは、どんなトレーニングをしたか? と聞かれ「ロサンゼルスに到着した瞬間、すぐにトレーニングルームへ送られました。私だけではなく、キャストがみなそうだったと思います。肉体づくりのため、筋力のトレーニングをたくさんしました。ジムの中ではキャストたちと友情を育み、家族のようになれました。ウェイトトレーニングと、スタントトレーニングを一日2時間。乗馬のトレーニングもありました。休む日も一日もなく、お金を稼ぐということは大変なことだと思いました(笑)。でも、楽しい時間を過ごせました」と楽しげに思い出を語った。

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エドには、冷徹な提督を演じるためどのような役作りをしたのか? という質問が。「まず肉体づくりに関してですが、本作のキャラクターはそれぞれ異なる肉体を持っています。ジムの中では、役柄に関わらず平等にキャストと接する機会がありました。そこでスタッズの信じられないような肉体を見て、自分が演じるノーブルはこうではないと思ったんです。細身でありながら恐ろしい、奇妙な肉体をしていると考え、そのようにトレーニングに励みました。精神的な面では、邪悪な悪いものを追加するというよりは、さまざまな要素を削除していきました。良心や、道徳観、人間み…そういったものを排除して、冷酷な提督が完成しました」と、役作りのこだわりをたっぷりと明かしてくれた。

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ザックは絵コンテを自ら手掛けることでも知られているが、今回は約4,000枚を描いたという。「基本的に脚本が先で、絵コンテはその次に着手します。脚本は綿密に練っていきますが、絵コンテは直感的な作業です」と、作業の裏側を話した。

さらにキャストたちについて「実際にキャストが現場に集まると自分の想像していた世界がリアルになるんです。今回は特にキャストに恵まれていて、いかにして彼らが作品に命を吹き込んでいるのか間近で見ていて、アスリートを見ているような気持ちでした。カメラマンんとしても大変満足しました」と語った。

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さらに、日本語版吹替声優を務める沢城みゆき、神谷浩史、一ノ瀬ワタルが登場! 沢城はソフィア演じるコラ、神谷はエド演じるノーブル提督、そして一ノ瀬はラフマンの声優をそれぞれ担当している。

これまでもソフィアの吹替声優を務めてきた沢城は本人との初対面に「自分の人生に本国のキャストとお会いできる機会があるとは思っていなかったので、本当に恐縮な気持ちとエキサイティングな気持ちが混同していますが、先ほどご挨拶した際もとてもフレンドリーにお話ししてくださったので感動しています」と貴重な機会に感銘を受けた様子。

ソフィアも「吹替を担当してくださった方とお会いするのが初めてなのでとても光栄です! 是非日本語吹替版で見て自分の顔から日本語が出てくるところを体験したいです」と笑顔で返した。微笑みながらお互いを見つめ合っていた姿が印象的だった。

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強烈な悪役・ノーブル役を務めた神谷は「芝居も表情も完璧だったので、それに対して日本語をどういう風にあてたら日本人に一番この表情のこのニュアンスが伝わるんだろうと考えながら収録に挑みました」とエドの演技との向き合い方を解説。

エドからは「『アリータ バトル・エンジェル』でも僕が演じるザパンの声を担当してくれたと聞きました。『アリータ』も本作も、自分が最も楽しく演じた作品で、素晴らしいと思ったキャラクターを演じてくださって共有できているということが素晴らしいですし、是非今後の僕の作品は全て神谷さんに担当してほしいです。次回を楽しみにしています」とコメント。それを聞いた神谷はガッツポーズを見せた。

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『サンクチュアリ -聖域-』で相撲界の異端児を演じ日本だけでなく、世界も熱狂させた一ノ瀬は本作の中で自分が挑戦してみたいシーンについて聞かれると、「現在日本で“髷”という武士の意志を引き継いでいる相撲に関わった身としては、“刀”という日本の文化を感じさせるネメシスがすごいかっこよかったのでやってみたいですね」とドゥナ本人にアピール。

ドゥナも「一ノ瀬さんも今度一緒に剣で戦うシーンをやりましょう!」と返し、会場を沸かせた。

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最後にザックが「我々の努力の結果を皆さんに観てもらえる瞬間がついにやってきました。とにかく早くこの作品を堪能してほしいです!」と日本で心待ちにするファンにメッセージを贈り、イベントは幕を閉じた。

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Netflix『REBEL MOON』配信情報

Netflix映画『REBEL MOON — パート 1:炎の子』は12月22日(金)より世界独占配信。なお『REBEL MOON — パート 2: 傷跡を刻む者』は2024年4月19日(金)に配信予定。(海外ドラマNAVI)