35歳で死去した『CSI：マイアミ』『24』元子役エヴァン・エリングソンの死因が判明

『CSI：マイアミ』『24 -TWENTY FOUR-』といった大ヒットドラマにも出演していた元子役のエヴァン・エリングソンが11月上旬に35歳で亡くなったことは、当サイトでもお伝えした通り。彼の死因を米Entertainment Weeklyなど複数のメディアが伝えている。

『CSI：マイアミ』『24』エヴァン・エリングソンが35歳で死去

『CSI：マイアミ』『24 -TWENTY FOUR-』といった大ヒットドラマにも出演していた元子役のエヴァン・エリングソンが亡くなった。35歳だった。米CNNなど複数のメディアが伝えている。 ホレイショの息子、ジャックの甥を演じ… カリフォルニア州サンバーナーディーノ郡の保安官事務所によれば、エヴ...

事故との判定。“妹”が追悼

エヴァンは11月5日（日）の正午前、カリフォルニア州フォンタナにある自宅のベッドルームで死んでいるのが発見された。当初から犯罪行為が関わっているとは考えられていなかったが、3週間あまりが経った11月28日（火）、検視の結果、死因は誤ってフェンタニルを過剰摂取したためだと、同州サンバーナーディーノ郡の保安官事務所が発表した。フェンタニルは非常に強い薬で、ヘロインやコカインなどと混ぜて違法ドラッグとして使用されることもある一方、集中治療室において鎮痛・鎮静目的で使われることもある。

彼の父親は、エヴァンは過去にドラッグの依存症に苦しんでいたものの、そういう依存症の人がドラッグから抜け出すための施設にしばらく滞在したこともあり、最近は調子が良かったと発言。エヴァンは兄をヘロインの過剰摂取で亡くしており、それをきっかけに自分も19歳の時にドラッグに深入りしてしまったと2021年に話していた。

1988年生まれのエヴァンは2001年から子役として活動。シーズン6で初登場した『CSI：マイアミ』では主人公ホレイショの息子であるカイル・ハーモンを20話近くにわたって演じ、『24』のシーズン6ではジャック・バウアーの甥ジョシュに扮したりと、期待の若手の一人だった。およそ20本の映画・ドラマに出演したものの、米CBSで2010年に放送された『CSI：マイアミ』シーズン8を最後に、ここ10年以上にわたって俳優としては活動していなかった。

2009年の映画『私の中のあなた』にてキャメロン・ディアス演じる母親の息子ジェシーを演じた彼の死を受けて、妹アナ役で共演したアビゲイル・ブレスリンが追悼。自身とエヴァン、そしてもう一人のきょうだい、ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァがそろって微笑む画像をInstagramにアップすると、「エヴァンは親切で面白くて才能にあふれた人だった。とても思慮深く、細部まで気を配り、見事な演技を披露していた。『私の中のあなた』における彼のシーンのいくつかは、今見ても思わず鳥肌が立つくらい素晴らしいの。一方でお調子者でいたずら好きなところもあり、エネルギーにあふれていてお祭り好きだった。彼と知り合えて良かった」などとコメント。35歳という若さで天国へ旅立ってしまったエヴァンに、「いつかまた会いましょう」と呼びかけていた。

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『CSI：マイアミ』全10シーズン、『24 -TWENTY FOUR-』全8シーズンはHuluにて配信中。（海外ドラマNAVI）

参考元：米Entertainment Weekly