Netflix『リンカーン弁護士』シーズン3更新で、Amazon『ボッシュ』とのクロスオーバーに期待の声

シーズン3への更新が決まったNetflixの法廷ドラマ『リンカーン弁護士』。新シーズンの製作が明らかになったことで、ファンからはAmazon Prime Videoオリジナル犯罪捜査ドラマ『BOSCH／ボッシュ』シリーズとのクロスオーバーを望む声が上がっている。米TVInsiderが伝えた。

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ベストセラー作家マイクル・コナリーによるミッキー・ハラー・シリーズ第2作目「真鍮の評決」をベースに、デイビッド・E・ケリー（『弁護士ビリー・マクブライド』）、テッド・ハンフリー（『グッド・ワイフ』）らが製作総指揮・脚本を務める法廷ドラマ『リンカーン弁護士』が予想以上に面白い。【ドラマレビュー】 予想...

ベストセラー作家マイクル・コナリーの小説が原作

『リンカーン弁護士』と『ボッシュ』は、どちらも累計5000万部以上を売り上げたベストセラー作家マイクル・コナリーの小説を原作としており、本の中では同じ世界を共有。『リンカーン弁護士』の主人公ミッキー・ハラー（マヌエル・ガルシア＝ルルフォ）は、『ボッシュ』の主人公ハリー・ボッシュ（タイタス・ウェリヴァー）と異母兄弟であることが明らかになっているのだ。

『リンカーン弁護士』シーズン1の元となった小説「真鍮の評決（原題：The Brass Verdict）」には、ボッシュが初めて登場しクロスオーバーが実現。このため、ファンはハリー・ボッシュとミッキー・ハラーが画面上でも並ぶことに期待しているのだ。

乗り越えるべきは、競合するスタジオというハードル

残念なことに、製作スタジオが異なる二作品のクロスオーバーには超えなければならないハードルが多いため、コナリーは「スタジオの競合があるため、番組の中では（クロスオーバーをすることは）ないでしょう」と、その難しさについてAARPでコメント。その一方で、「そのことは理解しています。それでも、AmazonとNetflixが手を取り合えば、世界平和も解決することができるでしょう」と希望も語った。

今のところボッシュはNetflixの『リンカーン弁護士』に登場していないが、ドラマオリジナルキャラクターのレイモンド・グリッグス刑事（ンタレ・グマ・ムバホ・ムワイン）や、小説にも登場するシスコ（アンガス・サンプソン）がその役割を引き継いでいる。

Amazonの『BOSCH／ボッシュ』は2014年にシーズン1がスタート。7シーズン続き、2021年に幕を下ろした。翌年にはスピンオフとして『ボッシュ：受け継がれるもの』がスタートし、現時点でシーズン3までの製作が決まっている。

Netflixの『リンカーン弁護士』は2022年に始まり、今夏シーズン2が配信。8月末にはシーズン3への更新が発表された。

（海外ドラマNAVI）

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