『ザ・クラウン』シーズン6では、あのロイヤル・ウェディングが描かれる!

Netflixの大ヒットシリーズ『ザ・クラウン』のシーズン6では、あるロイヤル・ウェディングが描かれることが分かった。米Varietyが報じている。

女王と王子が反対した再婚を映像化

2016年にスタートした同作は、英国王ジョージ6世の死とその娘エリザベス女王の王位継承から始まる英国王室の試練と苦難を綴る。今年後半に配信開始予定の最終シーズンでは、ダイアナ妃の死が描かれるようだが、この度Netflixが明らかにしたところによると、ロイヤル・ウェディングも含まれるという。

ただし、ウィリアム王子やヘンリー王子のものではない。Netflixが4日未明にX(旧Twitter)で公開したスナップによると、2005年にウィンザー城のセントジョージ礼拝堂で行われたチャールズ皇太子とカミラ・パーカー・ボウルズの結婚式を見ることができるという。

Netflixはこの投稿の中で、「7年間、6シーズンにわたって、(世代別に)3通りのキャストたちによって作られてきた『ザ・クラウン』が今年終わりにようやく終わりを迎える。もうすぐ戻ってくるけど、最終シーズンに何が待ち受けているかのヒントをお知らせしよう」と綴り、チャールズ皇太子とカミラによるロイヤル・ウェディングのパンフレットが写った画像を添えている。

チャールズ皇太子の母エリザベス2世は、息子チャールズによるカミラとの不倫騒動が王室の評判を落としたこともあり、当初は交際を否定していたと言われ、彼らの結婚式の祝宴を抜け出して別室で競馬を観戦したと伝えられている。

チャールズ皇太子の最初の妻であるダイアナ妃が、インタビュアーにカミラのことを指して「この結婚生活には(チャールズと自分とカミラの)3人がいた」と語ったのは有名な話。1997年にダイアナ妃がパリで自動車事故により亡くなった後も、チャールズ皇太子はカミラとの関係を続け、次第に公の場にも二人で出てくるように。その結果、英国民からの彼への人気は一時最低となったが、次第にカミラは王位継承者のパートナーとして受け入れられるようになり、最終的に二人は結婚。

チャールズ皇太子とダイアナ妃の息子であるヘンリー王子は今年初めに出版した回顧録「Spare(原題)」の中で、自分と兄のウィリアム王子が父に再婚しないよう懇願していたことを明かした。「ウィリーと僕が再婚しないように頼んだにもかかわらず、父は再婚しようとしていた。僕たちは父の手を握り、彼の幸せを祈った。恨みはない。僕たちは、彼がずっと愛していた女性とようやく一緒になるのだと認識した」と記している。

『ザ・クラウン』のシーズン5&6でアン王女を演じるクローディア・ハリソンによると、最後にチャールズ皇太子役のドミニク・ウェストとカミラ役のオリヴィア・ウィリアムズの結婚式のシーンを撮影。イギリスのヨーク・ミンスター大聖堂で撮影された式には、最後の2シーズンで女王を演じるイメルダ・スタウントンのほか、夫フィリップ役のジョナサン・プライス、ウィリアム王子役のエド・マクヴェイ、ヘンリー王子役のルーサー・フォードら一家全員が出席したという。

Netflixオリジナルシリーズ『ザ・クラウン』シーズン1~5は配信中。(海外ドラマNAVI)

参考元:米Variety

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Photo:『ザ・クラウン』シーズン1のロイヤル・ウェディング