ワーナー ブラザース スタジオツアー東京「メイキング・オブ・ハリー・ポッター」が、6月16日(金)に、としまえん跡地(東京都練馬区)にオープン。それに先駆けて、このたび「魔法省」のセットが公開された。今回、その様子をレポート!
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スタジオツアー東京「メイキング・オブ・ハリー・ポッター」魔法省
このたび新たに公開されたのは、『ハリー・ポッター』シリーズだけでなく『ファンタスティック・ビースト』でもおなじみの「魔法省」。面積900平方メートル、高さ9メートル以上に及ぶこの巨大セットは、すべて手作業で作られたという。
魔法省の職員が通勤に使用する暖炉はもちろん、象徴的な「魔法は力なり(Magic is Might)」の像など、映画でおなじみの様子が完全再現。壁一面のタイルは、なんと30,000枚を超えるという。ちなみに、このタイルは実は木製だというから驚きだ。
披露イベントにはLiLiCo、加藤諒、『ハリポタ』コントラクション担当者が登壇
魔法省セットの披露を記念して行われたイベントには、映画コメンテーターのLiLiCoと、『ハリポタ』ファンとして知られる俳優の加藤諒が登壇。さらに、アシスタント・コントラクション・マネージャーとして『ハリー・ポッター』シリーズに長年携わってきたジョン・カーソップが登場した。
まず壮大なセットを前に、二人は大興奮。LiLiCoは、「映画シリーズのスタートは2001年ですが、ちょうど私が映画コメンテーターになった年でもあるんです。映画が公開されるたびにダニエル・ラドクリフを始めとする俳優陣にインタビューをしていました。お会いするたびに成長する姿を見ていたので、親心のようなものが芽生えていて(笑)」と、シリーズの思い出を語った。
続いて加藤も「僕はハリー役のダニエル・ラドクリフと同い年なので、一緒に成長していく感覚でシリーズを楽しんでいました」と『ハリポタ』愛を炸裂。本セットについて「本当に細かく作られているので、映画ではわからなかったことも気づけますね」と話した。
さらに、カーソップがセットについて解説。「オフィス棟のインテリアは、実際に映画で使用したものとは異なります。しかし、実際に映画で使ったものよりも子細に作られています。このまま映画を撮影できる水準です。シリーズの中でも一番好きなセットなので、見るたびに素敵だなと惚れ惚れします。特に、ワニの頭を模した装飾や、『魔法は力なり』の像は非常に美しいですね。ぜひ、多くの人に訪れてほしいです」と、セットの見どころを話した。
<魔法省>画像一覧
『ハリポタ』ファンなら一度は憧れる、フルーパウダー(煙突飛行粉)での移動。魔法省の職員たちの出勤にはかかせない大きな暖炉ももちろんある。
シリーズで登場したキャラクターたちの衣装も展示。背後にある金色のゲートは映画で実際に使われていたものだそう。
連なるオフィス棟は圧巻! それぞれ、微妙に室内のインテリアが異なる。
オフィスをささえるワニの頭を模した装飾の細かさにも注目。
『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』で登場したアトリウムの売店。
実際のセットでは、本物の軽食やスイーツが並び、俳優陣も手を伸ばしていたそう。
スタジオツアー東京「メイキング・オブ・ハリー・ポッター」詳細
スタジオツアー東京「メイキング・オブ・ハリー・ポッター」は、6月16日(金)にオープン。(海外ドラマNAVI)