『9から始まる奇妙な物語』終了しないものの休止へ

2014年から放送がはじまった『9から始まる奇妙な物語』。共同クリエイターでW主演を務めるスティーヴ・ペンバートンとリース・シェアスミスが、終了こそしないものの休止すると発表したことを英Digital Spyが伝えている。

ダークなユーモアを交えてホラーやクライムなど様々なジャンルで展開するユニークなアンソロジーシリーズ『9から始まる奇妙な物語』。12月22日(木)から本国でシーズン8が始まり、すでにシーズン9への更新も決定しているが、当面新シーズンは製作されないという。

「永遠に終わりというわけではない」

「来年シーズン9の撮影を終えたら、『9から始まる奇妙な物語』を休止するいいタイミングだと感じた」と話すペンバートン。長い休憩を取った後に戻ってくる予定を立てているとし、「永遠に終わりというわけではない」とも付け加えている。

二人は以前、ホラー・コメディ『リーグ・オブ・ジェントルマン 奇人同盟!』でも1999年の放送開始から2002年に一度休止し、2017年に戻ってきていた。

年末年始にかけて放送されるシーズン8はクリスマススペシャルで幕開け。第1話には、『アウトランダー』のサイモン・キャロウなどが出演し、呪われた教会に滞在中の出来事が描かれるという。

「私たちはどのようなクリスマススペシャルにするかたくさん、たくさん色々な方法を話し合った。その中でも最も気に入ったのが、クリスマスのおばけの話だったのです」とペンバートンは話す。

『9から始まる奇妙な物語』シーズン8は12月22日(木)より、BBC2でクリスマススペシャルが放送された後、2023年にかけて展開予定だ。日本では、シーズン1~2が、U-NEXT、アマゾンプライム、HuluApple TVなどで配信中。

(海外ドラマNAVI)

Photo:(C)BBC2013