世界中で続々とリメイクが製作されている、スウェーデンとデンマーク合作の北欧ミステリードラマ『THE BRIDGE/ブリッジ』。その舞台をイギリスとフランスの国境に移してリメイクした英国社会派ミステリー『トンネル―復讐の執行人』がHuluプレミアにて6月16日(土)より独占配信される。
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本作は、国境で次々と起こる不可解な事件を二人の捜査官が追う『トンネル』シリーズの第3弾。イギリス海峡沖でフランスの漁師船火災が発生し、共に捜査に乗り出したイギリスのベテラン刑事カールとフランスの女刑事エリーズ。無関係だと思われていた次々と起こる不可解な事件が、捜査を進めていくにつれ複雑に絡み合い始める。
真っ暗な海上に浮かぶ一艘の小さな船。ガスマスクをつけた何者かが、突如その船に火を放った――。匿名の通報を受けたイギリス警察のカールたちがイギリス海峡沖で火をつけられたその船を調べると、焦げた子ども用の靴や玩具が見つかり、明らかに子どもが乗っていた形跡があった。船底からは舌を切り取られた一人の男を発見。その船はフランスの漁師船として登録されており、舌を切られた男はフランスで人身売買の罪で指名手配されていることが判明。イギリスとフランス間の規則にのっとり船も男もフランス側に渡されることになるが、カールは子どもの痕跡が気になっていた...。時を同じくして、英仏海峡トンネル内で大量のネズミが発生する事件が起こり、さらに、白人の子どもが3人誘拐される。ドイツの伝承"ハーメルンの笛吹き男"を連想させる不気味な物証が次々と見つかり...。果たして、この犯人の目的は何なのか――?
過去2シーズンに引き続き二人の刑事、カールとエリーズを演じるのは、『ゲーム・オブ・スローンズ』でスタニス・バラシオンに扮したスティーヴン・ディレインと、映画『ハリー・ポッター』シリーズのフラー・デラクール役で知られるクレマンス・ポエジー。脚本は『LAW & ORDER:UK』のエミリア・ディ・ジローラモが執筆。
最後の最後まで練り上げられたストーリーに唸る極上の社会派サスペンス『トンネル―復讐の執行人』は、全6話構成でHuluにて6月16日(土)から独占配信となり、以降毎週土曜日に一話ずつ追加予定。(海外ドラマNAVI)
Photo:『トンネル―復讐の執行人』
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