『アウトランダー』のスピンオフは、ジョン・グレイ卿が主人公!?

全世界で販売部数2500万部を突破したベストセラー小説を原作とする、大人のファンタジー・ロマンス巨編『アウトランダー』。本作の原作者であるダイアナ・ガバルドンが、昨年放送されたシーズン3から新たに登場したジョン・グレイ卿を主人公にしたスピンオフシリーズ製作の可能性をほのめかしているという。米TOWN & COUNTRYが報じた。

ドラマではシーズン3から登場したばかりのジョン・グレイ卿だが、原作ファンには彼が『アウトランダー』の世界で非常に重要な役であることは知られている。実際、彼を主人公にしたスピンオフ小説「ロード・ジョン・グレイ」シリーズも出版されているのだ。

そして今月初め、ファンのひとりがTwitter上でガバルドンに「ジョン・グレイのスピンオフの可能性はある?」と質問を投げかけた。

この興味深い質問に対し、ガバルドンは「どうかしら? ずっと興味はある、今言えるのはそれがすべて」と返答。今後スピンオフが展開される可能性があるようだと、現在話題を呼んでいる。

実は、ファンがスピンオフの可能性を示唆されたのは今回が初めてではない。今年8月、ガバルドンは米TVLineが掲載した記事「ロード・ジョンのスピンオフをやるべき6つの理由」を彼女のFacebookでシェア。「デヴィッドが(可能ならサムも)いけるなら、私は乗り気よ...」と、スピンオフはジョン・グレイ役のデヴィッド・ベリーや、ジェイミー役のサム・ヒューアン次第とも受け取れるコメントを添えていた。

するとデヴィッドは彼女の投稿をスクリーンショットしたものを自身のInstagramにアップ。キャプションには「待って、なんだって? もちろん僕はやるよ! サム・ヒューアン、君はどうだい?」と、非常に前向きな気持ちを綴り、サムにも呼びかけていた。ちなみに、サムはこの投稿に「やろう!」とコメントを残している。

また、2016年にはプロデューサーのマシュー・ロバーツがスピンオフについて聞かれた際に、「私はいつもスピンオフについてのジョークを言っているんだ。ロード・ジョンや、ブラック・ジャック(トビアス・メンジーズ)、あの人やこの人かもしれないなんてね。(スピンオフを作れるくらいの)要素はたくさん揃っているんだから」と答えていた。

(海外ドラマNAVI)

Photo:『アウトランダー』出演キャスト(2015年2月撮影)
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