米HBOの刑事ドラマシリーズ『TRUE DETECTIVE』シーズン3でローランド・ウェスト捜査官を演じるスティーヴン・ドーフが、米FOXの新作ドラマ『Deputy(原題)』で主演を務めることがわかった。米TV Lineが報じている。
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『Deputy』の主人公は、会議で大人しくしているよりも、ドアを蹴破る方が得意な保安官ビル・ホリスター。そんな彼がロサンゼルス郡の保安官が急死したことで、その後任に就くことに。しかし、その責務は1万人もの保安官をまとめる立場だった...というストーリー。
クリエイターを務めるのは、『キャッスル ~ミステリー作家は事件がお好き』でペンを執ったウィル・ビール。彼は、DC映画『スーサイド・スクワッド』で脚本&監督を手掛けたデヴィッド・エアーや、『ジ・アメリカンズ』のクリス・ロングとともに製作総指揮も担う。
またスティーヴンは、主演を務める映画を米eOneと製作する契約を交わした。この映画は、エアーとロングが立ち上げたプロダクション会社Cedar Park Entertainmentが手掛ける。
子役として演技を始めたスティーヴンは、ボクシング映画『パワー・オブ・ワン』や、ビートルズの初期メンバーであるスチュアート・サトクリフの生涯を描いた『バック・ビート』などに出演して、1990年代にはアイドル的な人気を博していた俳優。代表作にアクション・ホラー映画『ブレイド』、ジャック・ニコルソンと共演した『ブラッド・アンド・ワイン』などがある。
これまで主に映画界を中心に活動していたスティーヴンだが、成功を夢見るガールズグループを描く音楽ドラマ『STAR 夢の代償』で本格的にドラマ界に進出。その後シーズン3となる『TRUE DETECTIVE/迷宮捜査』への出演が決定。『迷宮捜査』はBS10 スターチャンネルにて5月30日(木)より放送スタートとなる。
『Deputy』でスティーヴンと共演する新キャストが決まり次第、続報をお伝えしていきたい。(海外ドラマNAVI)
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スティーヴン・ドーフ
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